シャワーの水圧が弱くなる原因は? 調整方法・修理が必要なケースについて

体を洗うとき、欠かせないのが「シャワー」です。体についた汚れや汗を流したいとき、シャワーを使う人が多いのではないでしょうか。シャワーは勢いよく水が出ることで洗い流せますが、水圧が弱くなると使い勝手が悪くなってしまいます。スムーズに体や頭を洗えなくなるでしょう。水圧が弱くなってしまった人は要チェックです。

水圧が弱くなる原因や調節する方法、修理が必要なケースや注意点について説明します。

  1. シャワーの水圧が弱くなってしまう原因
  2. シャワーの水圧を調整する方法
  3. 修理が必要なケースと修理する際の注意点

1.シャワーの水圧が弱くなってしまう原因

なぜシャワーの水圧が弱くなってしまうのでしょうか。原因が判明しなければ対処の仕様がありません。水圧が弱くなってしまう原因を知り、正しい対処法を選択しましょう。

1-1.蛇口のフィルターが詰まっている

主に考えられる原因が、「フィルターの詰まり」です。蛇口とシャワーを結んでいるフィルターにゴミが詰まった状態になるとスムーズに水が流れなくなります。シャワーの水圧が弱まった場合、まず最初にフィルターをチェックしてください。

フィルターの掃除方法はメーカーによって異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。取扱説明書には正しい掃除方法が記載されています。掃除方法の内容に沿ってフィルターを掃除してください。掃除をしても一向に水圧が元に戻らない場合は、いろいろな箇所をチェックしましょう。

シャワー以外にも水圧が弱まっていないかどうか、元栓が中途半端に開いていないかどうか、給湯器の水圧に変化がないかどうか確認すべき点がたくさんあります。取扱説明書には、シャワーの水圧が弱まった際の確認事項についても記載されているのでぜひチェックしてくださいね。

1-2.エコキュートの水圧は弱い

最近はエコを重視するあまり、給湯器をエコ給湯器である「エコキュート」や「エコジョーズ」に交換する人が増えてきました。シャワーの水圧が弱くなるのは、給湯器の性能にも原因があるので注意しなければなりません。

最低限のエネルギーしか使わないことを目的にしているエコキュートは、もとからシャワーの水圧が弱いのが特徴的です。特徴を知らずにエコキュートにした人は、前とはまったく違う水圧の弱さを実感しています。

最初は「故障かな?」と思うかもしれませんが、実はエコキュートの性能そのものが水圧の弱さを招いてしまっているのです。エコキュートやエコジョーズのような給湯器に交換する場合は、シャワーの水圧についてきちんと調べ、納得したうえで交換してくださいね。

1-3.水漏れや劣化が原因

シャワーの水圧が弱くなってしまう原因は、「水漏れ」やシャワーヘッドの「劣化」が原因になっている可能性もあります。これらの問題は自分たちで対処することができません。そのため、業者に修理・点検を依頼しなければならないでしょう。

水漏れ・劣化以外にも、使用している水道管が狭い、マンションの給水装置が悪い場合も当てはまります。取扱説明書を確認してもどこが原因なのかわからない、一向に改善されない場合はすぐに業者へ連絡を取り、原因を解明してください。

2.シャワーの水圧を調整する方法

2-1.水の勢いを調整する「流量調節弁」

全体的に水圧が下がっている場合はほかの方法になりますが、シャワーの水圧だけ弱まっている場合は水の勢いを調整する「流量調節弁」でシャワーの水圧が調整できます。業者に依頼せずとも自分でできることなのでぜひ試してください。流量調節弁を開ければ水圧が強くなります。

ドライバーを使ってお湯・水の配管すべてを全開にしましょう。全開にしたままお湯の温度を調節しつつ、水側を絞ってください。シャワーから水を出しながら調節すると良いですよ。基本的に「流量調節弁」は混合栓が取り付けられている根元にあります。取扱説明書にも記載されているので、持っている人は必ず確認してくださいね。

2-2.低水圧用のシャワーヘッドに変える

シャワーの水圧を調整する方法は、「低水圧用のシャワーヘッド」の利用もひとつの方法です。ホースを使う時、先端をつまめば水の勢いが増しますよね。低水圧用のシャワーヘッドに変えると同じ仕組みでシャワーの水圧が上がり、出てくる水の勢いが増すのです。シャワーヘッドから水が出る穴を減らすことで、水圧も上がり、勢いが増します。

また、低水圧用のシャワーヘッドは「節水効果」も期待できるのでおすすめですよ。節水を売りにしている商品もあります。通販サイトはもちろん、ホームセンターにもさまざまなシャワーヘッドが発売されているのでぜひチェックしてください。

もし、低水圧用のシャワーヘッドに変えても改善されない場合は業者に修理・点検を依頼しましょう。自分ではどうにもならないのでプロに任せた方が効率的に修理できます。

3.修理が必要なケースと修理する際の注意点

3-1.自分で対処できない場合

低水圧用のシャワーヘッドに交換したり、流量調整弁を扱ったり、蛇口のフィルターを掃除しても一向に改善できない場合は修理が必要になるでしょう。自分でできるすべての対処法を駆使しても解消されない場合、業者に依頼した方が早いです。とくに、水漏れが発生している状態であればできるだけ早めに解消しなければなりません。

また、シャワー以外の蛇口を使うと同時に、シャワーの水圧が弱くなるケースも要注意です。
水漏れの危険性があるのですぐに業者へ連絡し、点検してもらいましょう。基本的に、シャワー部分は寿命がおよそ10年程と言われています。10年以上経過している場合は、修理よりも交換が適切です。修理をしても再び故障する可能性が高いので、10年以上経過しているシャワーは新しいものに交換してください。

3-2.修理する際の注意点について

シャワーの修理を業者に依頼する際、「見積書」を必ず確認してください。修理か、それとも故障どちらを選べば良いのか業者の点検結果でしっかり話し合い、見積書を確認することが大切です。きちんと修理方法・見積書を確認しなければ後でトラブルに発展してしまうので気をつけましょう。

実際に、業者とのトラブルも多発しているので注意しなければなりません。お金を出して修理してもらったのにすぐ水圧が弱くなってしまったケースも消費者センターに寄せられています。修理する際は、修理方法に適した見積書かどうかきちんと確認しましょう。

1つの業者だけでなく、複数の業者に見積を依頼し、複数の見積書を比較すると判断しやすいですよ。自分が本当に信用できる業者に修理を依頼してくださいね。

まとめ

シャワーの水圧について、原因や調整方法、修理が必要なケース・修理する際の注意点について説明しました。シャワーの水圧は意外と身近なところに原因があります。まずは自分で取扱説明書を見ながら調整し、一向に改善できない場合は業者に依頼しましょう。

  • 蛇口のフィルターを掃除する
  • エコキュートの水圧は弱い
  • 水漏れや劣化が原因
  • 水の勢いを調整する「流量調節弁」
  • 低水圧用のシャワーヘッドに交換する
  • 自分で対処できない場合は業者に依頼する
  • 見積書を必ず確認する

以上は、必ず確認してほしい項目です。シャワーの水圧が弱いままだと不便なので、できるだけ早めに解決しましょう。