飲酒と風呂の関係を知っておこう! その組み合わせ危険です!

飲んで帰った後、ついお風呂に入っている人はいませんか? しかし、飲酒後の入浴は非常に危険です。考えている以上に心臓・脳に負担を掛けています。さらに、転倒などに事故につながることもあるので注意が必要です。最悪の場合、飲酒後の入浴によって命を落とすこともあります。

この記事では、飲酒後にお風呂に入る危険性注意点についてまとめました。

  1. 入浴前後の飲酒が危険な理由
  2. 二日酔いのときも入浴は危険
  3. 飲酒時の風呂に入るタイミング
  4. 風呂上りの1杯は?
  5. お風呂に入ることで得られる健康効果

1.入浴前後の飲酒が危険な理由

「お風呂に入るとアルコールが抜ける」と思って飲酒後に入浴する人がいるでしょう。しかし、その効果は真逆です。ますます酔う状態になるのを知っておきましょう。

1-1.飲酒と風呂は相性が悪い?

飲酒後の体は、アルコールが体を巡り体温調整が難しい状態になります。そのため、風呂に入ると体温の上昇が止まりません。

体温調整ができないとのぼせたり吐いたりしてしまいます。ひどい場合は、足元がふらついて転倒するのを知っておきましょう。さらに、脳への血流量が減って意識が落ちることもあります。

脳だけでなく心臓への負担も大きくなるのです。心臓に負担が掛かると不整脈が起きる場合もあるので注意しましょう。悪化すると心臓発作も考えられます。

飲酒後は血圧も下がるもの。さらに、その状態でお湯に入ると血圧が下がるため気を失いやすい状態となります。

飲酒後にお風呂へ入ってもいいことはありません。飲酒後は、できるだけシャワーを浴びる程度に止めておきましょう。

1-2. 汗からアルコールは抜けない!

飲酒後にお風呂に入る発想に「汗としてアルコールが抜ける」というものがあります。しかし、この考えは間違いです。

お風呂に入ると発汗作用は上がります。しかし、アルコールが体から抜けることはありません。むしろ、水分がどんどん抜けてアルコールだけが残ります。そのため、余計に酔いが回るのを知っておきましょう。

また、汗をかくと脱水症状に近づきます。そのまま気付かないで入っていると気を失っておぼれるので注意しましょう。

飲酒後は入浴してはいけないんですね。
はい。酔いが覚めるまでに入浴は控えてください。

2.二日酔いのときも入浴は危険

二日酔いを無くすためお風呂に入っている人も多いかと思います。しかし、その行為も基本的にはNG。その理由を確認しておきましょう。

2-1.二日酔い時の入浴は、さらなる二日酔いを招く

二日酔いのときに入浴すると、反対にお酒が抜けない状態になります。人間の体は、アルコールを取り入れると血液循環が早くなるもの。これは、アルコールを分解するためです。

アルコール分解は、主に肝臓が担っています。しかし、体がアルコール分解するとき入浴すると血液が筋肉に向かうのです。その結果、肝臓に必要な血液が向かわずアルコールを分解できません。アルコールの分解ができないため、次の日も体にアルコールが残ります。

さらに、お風呂に入ってしまうと水分がどんどん抜けるのです。水分が無くなると肝臓がアルコール分解に使う水分も無くなります。その結果、体から水分が抜けないのを知っておきましょう。

2-2.二日酔い時に入浴するときは

二日酔いでお風呂に入ると吐き気・目まいが起こるだけ。さらに、二日酔いも抜けません。しかし、飲酒後と違って気を付ければ入浴しても大丈夫です。

二日酔い時に入浴するときは、たっぷりと水を飲んでおきましょう。お湯の温度は38度以下のぬるま湯にしておきます。お風呂から出た後、再び水を飲みましょう。水分と温度にさえ気を付けておけば入浴しても大丈夫です。

二日酔いのときも入浴は危険なんですね。
はい。酔い覚ましとして入浴するのはやめましょう。

3.飲酒時の風呂に入るタイミング

風呂好きの中には「飲んだ後でも絶対に入りたい」と、考える人もいます。では、飲酒後どのタイミングならば入っても大丈夫なのでしょうか。

飲酒後すぐの入浴は危険です。時間としては2時間以上空けてから入浴しましょう。大量に飲んで入浴すると思わぬトラブルとなります。また、自分だけでなく他人に迷惑を掛ける可能性もあるので注意しましょう。

しかし、旅館などに行ったときは、夕食時の飲酒後に入りたい人もいるでしょう。また、風呂場で飲む人も見かけます。しかし、そのどちらも危険です。健康リスクから考えても止めておきましょう。もし、お風呂に入るならば飲酒前に済ませておきます。

飲酒後、二時間以上はあけなければならないんですね。
はい。深酔いしたときは翌日にしましょう。

4.風呂上りの1杯は?

風呂上りのビールは格別です。しかし、入浴直後のビールは非常に危険。体が温まっている状態で飲酒をすると体中をアルコールが駆け巡ります。そのため、心臓や脳、その他の臓器へ負担を掛けるのです。

風呂上がりの1杯もあまりよくないんですね。
はい。一息ついてから飲酒しましょう。

5.お風呂に入ることで得られる健康効果

風呂に入ると全身が温かくなって気持ちよくなりますよね。そこで、お風呂に入ることで得られる効果を紹介しておきましょう。

5-1.お湯によるリフレッシュ効果

温かいお湯に入ると全身の血行がよくなります。そのため、体内にある排せつ物を効率的に出すことができるのです。

さらに、肉体だけでなく精神的にも回復します。37~40℃のお湯に入れば「副交感神経」が働いてリラックス状態になれるのでおすすめです。

5-2.水圧による全身マッサージ

水に入ると外側だけでなく内側からほぐれていきます。しかし、最も大きな効果は、全身が静かな水圧によって内臓・血管がもまれることです。

特に、脚は体の中で「第2の心臓」と呼ばれています。しかし、脚は疲れやすく血液が心臓にまで上がりづらくなるのです。

脚が水圧によってもまれると溜(た)まっていた老廃物・血液が押し上げられます。その結果、体全体の血液循環がよくなって全身がリラックスできるのです。

5-3.発汗アップでデトックス

普段、体を動かさなくなると汗をかかなくなります。すると、体に老廃物が溜(た)まりやすくなるのです。特に、汗が出ないと金属系の物質が体内に蓄積して体調が悪くなります。

そこで、お風呂に入りましょう。お風呂に入ると全身の発汗作用が上がります。その結果、体に溜(た)まった老廃物を一気に排出できるのです。また、入浴することで腎臓機能も上がり一気にデトックスできます。しかし、アルコールは排出できません。

健康効果はいろいろあるんですね。
はい。お風呂は心身を整えて入りましょう。

まとめ

この記事では、飲酒と風呂の関係性について紹介しました。

  • 飲酒後に入浴してもアルコールは抜けない
  • 飲んでからお風呂に入ると心臓・脳・肝臓と大事な部分に負担を与える
  • 二日酔いにお風呂は逆効果
  • 条件を整えれば二日酔いで入浴しても大丈夫
  • 飲酒から2時間すれば入っても大丈夫
  • 基本的には飲む前に入浴を済ませる
  • お風呂に入るとさまざまなリラックス効果がある

飲酒をした後のお風呂は気持ちいいもの。しかし、健康にとっては危険しかありません。自分の健康を守るためにも飲酒後のお風呂は控えましょう。しかし、入浴条件さえ守ればお風呂によるリフレッシュ効果は大きいですよ。

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