エコフィールと従来の石油給湯器を徹底比較!お得な理由は?

新しい形の石油給湯器「エコフィール」をご存じでしょうか?
「従来の石油給湯器と比較してメリットが多い」と宣伝しているメーカーも多くなっています。
そもそも、エコフィールとは何なのでしょうか。
具体的にどのようなメリットがあるのか、従来の石油給湯器と比べて何が違うのか、知りたい人は多いはず。この記事では、エコフィールと石油給湯器の違いについてまとめてみたいと思います。

  1. エコフィールとは?
  2. エコフィールと従来の石油給湯器の違い
  3. エコフィールの選び方
  4. まとめ

1.エコフィールとは?

まず、エコフィールとはどのような石油給湯器なのかについて、具体的にご紹介しましょう。

1-1.従来の石油給湯器の仕組みを知ろう

エコフィールは石油給湯器の一種です。
従来のものとどのように違うのかをご説明する前に、まずは従来の石油給湯器がどのような仕組みになっているのかをまとめてみましょう。
石油給湯器の機械内部には「熱交換器」が入っています。
この熱交換器の働きによって、水をお湯に換えることができるのです。
従来の石油給湯器の場合、バーナーの炎は約1500℃。
この熱を水に移動することでお湯が沸きます。
火をおこしてお湯を沸かすということは、排気ガスが発生するのです。
従来の石油給湯器では、約1500℃のうち、約200℃分のエネルギーは排気ガスとして排出されています。

1-2.エコフィールとは?

では、エコフィールはどのような石油給湯器なのでしょうか。
別名「高効率型石油給湯器」と呼ばれているように、約1500℃のエネルギーを効率よくお湯に換えることができるのがエコフィールなのです。
従来の石油給湯器には1つしかない熱交換器が、エコフィールには2つあります。
この「主熱交換器」と「補助交換器」が、熱効率を高めてくれるのです。
つまり、従来の石油給湯器に比べて、少ない灯油でお湯を沸かすことができます。
まさに「エコ」な石油給湯器なのです。

1-3.騒音も臭いもカット

エコフィールにはさまざまなメリットがありますが、その1つが「使い心地のよさ」です。
石油給湯器を使っていると多少の騒音と臭いが気になることがあるでしょう。
「仕方ない」と思って使用している人がほとんどのはず。
しかし、深夜に入浴することが多い人だと、音や臭いを何とかしたいと思うこともあるでしょう。
エコフィールはそのような問題点も大きく改善しています。
そもそも、石油給湯器から音や臭いがするのは、オンとオフのとき。
エコフィールに新しく搭載した「比例制御バーナー」というシステムにより、通常使用時にオンとオフとを繰り返さないようになっています。
そのため、音や臭いを抑えることができたのです。

2.エコフィールと従来の石油給湯器の違い

では、エコフィールと従来の石油給湯器の違いをもっと見てみましょう。

2-1.価格

エコフィールには、使用目的に合わせていくつかの種類があります。
お風呂のお湯はり、自動ストップ、追い炊き、自動保温などを、リモコンのボタン1つで操作可能な「フルオート」が一番人気。
価格もフルオートと給油専用とで差がありますが、そこまで高くはありません。
相場は、フルオートタイプで20~25万円程度。
給油専用タイプだと13~18万円程度が相場です。
従来の石油給湯器の場合は、本体と工事費を合わせた初期費用は20~30万円程度。
エコフィールの初期費用が20~25万円ということを考えると、特別安いというわけではありません。
しかし、月々の光熱費は安くなるでしょう。
自治体によってはエコフィールに補助金を出しているところもあるため、確認してみてください。

2-2.経済性

従来の石油給湯器の場合、熱効率は83%です。
そして、エコフィールの熱効率は95%。
この比較だけでも、エコフィールの「エコ」に対する期待がふくらみますよね。
計算してみると、一般的な家庭で年間約79Lの灯油を節約することができるのです。
たとえ原油価格が急騰したとしても、この差は大きいでしょう。

2-3.エコ

エコフィールはその名のとおり、エコな石油給湯器です。
従来の石油給湯器では、炎のエネルギーを100としたとき、83のお湯しか沸かすことができません。
そのため、炎の温度1500℃のうち、1300℃分のエネルギーは熱交換器を通じて水に移動し、残りは外に排出されてしまうのです。
しかし、エコフィールの場合、無駄になるのはわずか60℃分のエネルギーだけ。
年間で約197㎏の二酸化炭素排出量を削減できるのです。
地球に優しい「エコ」な石油給湯器であることは間違いありません。

3.エコフィールの選び方

最後に、エコフィールを選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。

3-1.家族構成に合った給油能力を

エコフィールには必ず給湯出力の記載があります。
家族の人数やお湯の使用状況によって、非常に重要な数字になってくるでしょう。
給湯出力が大きいほど、1分あたりに出るお湯の量は多くなります。
自分の家族に給湯出力のものを選ぶことで、さらに使い勝手はよくなるでしょう。
たとえば、お風呂と台所で同時にお湯を使う機会が多いようなら、給湯能力の高い機種を選ぶことをおすすめします。

3-2.水道直(じか)圧式と減圧式のメリット・デメリットを知る

エコフィールには、水道直(じか)圧式と減圧式の2種類があります。
それぞれのメリットとデメリットを知り、最適な方を選ぶようにしてください。
水道直(じか)圧式とは水道圧力をそのままで給湯器に直結するタイプのものです。
水道圧力と同じように高い水圧で給湯することができます。
メリットとデメリットは以下のとおり。

  • 水圧が高いため2階浴室への給湯も可能
  • 灯油使用量を節約できる
  • 高い水道圧がかかるため、古い配管などは破裂の恐れがある
  • 価格が割高になる
  • 少量のお湯を出すことができない

一方の減圧式は、水道圧力をいったん減圧して給湯器に接続するタイプのものです。
水道直(じか)圧式と比べて、給湯圧力が低くなります。
メリットとデメリットをご紹介しましょう。

  • 価格が割安になる
  • 圧力を抑えるため、古い配管でも利用可能
  • 少量のお湯も出すことができる
  • 直圧に比べてシャワーの勢いが弱くなる
  • 2階への給湯ができない
  • 灯油使用量が増える

4.まとめ

エコフィールと石油給湯器の違いについてご紹介しました。

  • エコフィールとは
  • エコフィールと石油給湯器の違い
  • エコフィールの選び方

「石油給湯器の購入を検討している」「エコフィールと石油給湯器の違いを知りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。