給湯器と電気温水器は何が違う? 3つの比較

家を新しく建てる計画がある人や、以前から使っていた給湯器が壊れてしまった場合、新しく設置する物を給湯器にするか、それとも電気温水器にするのか迷うのではないでしょうか?
宣伝も多く、何となく聞いたことがある言葉ではありますが、実際にその違いを知っている人は少ないのではないでしょうか?
その特徴を知ることで、自分の家にはどちらが合っているのか分かるはずです。
給湯器と電気温水器には次のような違いがあるのです。

1.お湯の作り方

給湯器と電気温水器の大きな違いの一つが、お湯を作り出す仕組みです。
給湯器は、一般的にはガスの燃焼によって瞬時にお湯を作り出すことができます。給湯器から音が聞こえるのは、このガスを燃焼させる音なのです。ガスによって瞬時にお湯が沸くのですが、水が冷たい状態からお湯に変わるという感じです。しかし、その時間は蛇口をひねってから数秒ほどです。
また、電気温水器の場合は、電気によって温められたお湯がタンクに常にたまっている状態で、オール電化の家庭などでは、深夜の安い電気料金を利用してお湯を作り出しているのです。音は特になく燃焼もないので静かで、常にお湯をタンクに溜めているので蛇口をひねるとすぐにお湯が出始めます。

2.設置場所

どちらの場合も、専用の機械が必要です。
特に、電気温水器の場合はそのタンクにお湯を溜めておく必要があるので、ある程度のスペースが確保できなくてはいけません。そのタンクは意外に大きく、隣の家との距離が近い場合や敷地内にスペースがない場合は設置できないことになります。また、設置場所には基本的にコンクリートの基礎が必要なので、どのような家でも設置できるという物ではありません。
給湯器の場合は、特別スペース確保しなくても設置することができます。そのスペースは、電気温水器の16分の1程度と言われています。ほとんどの家庭で設置することが可能なので、スペースを確保する心配がありません。

3.安全性

ガスを使わない電気温水器は安全にお湯を作り出すことができます。逆に給湯器は、ガスを使って燃焼させ必要があるので、そういう意味では使い方を守らなくては危険な場合があります。
しかし、電気温水器は地震によって停電になってしまった場合には、タンクにお湯を溜めることができないということになります。また、タンクの中の水は循環しているわけではなく、溜めた状態が長く続いています。そのため、細菌や沈殿物が含まれる場合があるので、そのまま飲むことは避けたほうが良いようです。

まとめ

いかがでしょう?

  1. お湯の作り方
  2. 設置場所
  3. 安全性

この3つを比較しただけでも、給湯器と電気温水器には、大きな違いがある事をお分かりいただけたでしょうか?
このように、生活に不可欠なお湯を作り出す方法にも選択肢が増え、自分の生活に合った物を選べるようになりました。しかし、どのような方法でお湯が作り出されて、どのようなメリット・デメリットがあるのかをきちんと知らなければ、正しい選択はできないのです。
どちらの方法が良いのか迷っている人は多いと思います。自分のライフスタイルや家の構造などを考えると、おのずとどちらの方法が合っているのか分かるのではないでしょうか?

京都環境ネット