給湯器の手入れやメンテナンス方法とは? 故障したらどうすればいいの?

お風呂をわかしたりすぐに熱いお湯を供給したり、と給湯器が大活躍しているご家庭は多いことでしょう。
ところで皆様、日頃から給湯器のお手入れはされていますか?
給湯器は特別な手入れなど必要ありませんが、ごみやほこりがつまったりすると調子が悪くなることがあるのです。
そこで今回は、給湯器のお手入れ方法や調子が悪い時の対処法などをご紹介しましょう。
給湯器は急に故障することも珍しくありません。
ですが、日頃からメンテナンスをしていれば、故障の兆候に気づけることもあるのです。
この記事を読んでぜひメンテナンス方法を知ってください。

目次

  1. 給湯器のお手入れ方法とは?
  2. 給湯器の調子が悪くなったらどうすればいい?
  3. 素人に給湯器の修理はできるの?
  4. 給湯器の修理を業者に依頼する際の注意点とは?
  5. おわりに

1.給湯器のお手入れ方法とは?

まず始めに、給湯器の日頃のお手入れ方法をご紹介します。
いったいどのようなことをすればよいのでしょうか?

1-1.日常的なお手入れの仕方とは?

給湯器のお手入れは難しくはありません。
外装の汚れをぬれぞうきんで拭いて汚れを落とした後、乾いたぞうきんで水気を拭きとってください。
お手入れ自体はそれで終わりです。
しかしこの際、以下のようなことをチェックしましょう。

  • 給湯器や排気口のまわりに燃えやすいものを置いていないか?
  • 排気口や吸気口がごみやほこりでふさがっていないか?
  • ドレン配管がごみや落ち葉で埋もれていないか?

ごみやほこりで排気口や吸気口が詰まると、不完全燃焼の原因になります。
「うちの給湯器は屋内にあるから」と安心してはいけません。
屋内にある給湯器でも、ごみやほこりがたまります。
また、給湯器の近くに燃えるものを置いておくと火事の原因になるのです。
雨よけのよしずなども燃えやすいもののひとつですから、気をつけましょう。
さらに、落ち葉の季節は枯れ葉にも注意してください。
給湯機と壁の隙間などに落ち葉が詰まった場合は、すぐに取り除きましょう。

1-2.定期的な保守点検を受けよう

給湯器の寿命は10年~15年と言われています。
しかし、これはあくまでも目安にすぎません。
家族の人数が多かったり毎日お湯をたくさん使えば、寿命は短くなるでしょう。
ですから、給湯器を買って5年が過ぎたら1度保守点検を受けてください。
何事もなければその次は7年目に受けるとよいでしょう。
保守点検の際に劣化した部品を交換すれば、給湯器はぐんと長持ちします。
これが給湯器を長持ちさせるメンテナンス方法です。
8年を過ぎた給湯器を保守点検した際、劣化具合が激しければ買い替えを検討しましょう。

2.給湯器の調子が悪くなったらどうすればいい?

給湯器は、急に調子が悪くなることがあります。
この場合はどう対処したらよいのでしょうか?
この項では、その方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください

2-1.安全装置などが働いている場合もある

給湯器には安全装置がついています。
この装置が働けば、給湯がストップしたり追い炊きができないなどの不具合が出るでしょう。
また、浴槽のフィルターやパイプ内にごみが詰まると、給湯や追い炊きができないこともあります。
故障かな?と思ったらまずは給湯器の説明書のトラブル対処法のページを見ましょう。
「故障かな?と思ったら」という名前で載っている場合もあります。
また、給湯器メーカーのホームページ内にもトラブル対処法が載っている場合もあるので、インターネットで検索しても良いでしょう。
安全装置を解除したり、ごみを取り除けば問題なく動き出すはずです。

2-2.異音や異臭がしたらすぐに業者に連絡する

給湯器から異音や異臭がする場合は、中で不完全燃焼を起こしている場合があります。
放っておくと一酸化炭素中毒の原因になるかもしれません。
このような場合はすぐに給湯器の使用をやめて、最寄りの業者に連絡しましょう。
また、蒸気以外の煙が出ている場合も同じです。

2-3.壊れかけの給湯器を使わないこと

給湯器の寿命が近くなると、調子が悪くなったりまた持ち直したりすることを、繰りかえすようになるかもしれません。
このような給湯器をだましだまし使っていると、事故を起こす可能性があります。
調子が悪くなったら、できるだけ早く業者に連絡してください。
まだ大丈夫、などと思ってはいけません。

3.素人にガス給湯器の修理はできるの?

ガス給湯器の造りは、決して複雑ではありません。
ですから、素人でも直せそうに見えます。しかし、素人がガス給湯器の修理を行うのはおすすめできません。不慣れな素人が工事をしたら、思わぬ事故につながる可能性があります。特に、安全装置を解除してしまうと、事故が起きる可能性がぐっと高くなるのです。「できるだけお金をかけたくない」という気持ちもわかりますが、給湯器の事故は命にかかわります。

4.給湯器の修理を業者に依頼する際の注意点とは?

では最後に、給湯器の修理やメンテナンスを業者に依頼するときの注意点をご紹介します。
覚えておくと便利ですよ。

4-1.できるだけ多くの製品を取り扱っている業者に依頼する

給湯器の販売や修理交換を行っている業者には、いくつかの種類があります。
中には特定のメーカーの商品しか扱っていない業者もあるでしょう。
ですから、修理を依頼する際はできるだけたくさんの商品を取り扱っている業者に依頼すると便利です。
交換になっても在庫の種類が豊富ですから、たいていのメーカーの商品に対応してくれるでしょう。
なお、賃貸物件に住んでいて大家と懇意の業者がある場合はそこに依頼してください。
大家が依頼してくれます。

4-2.冬の故障は要注意

給湯器の修理は、夏よりも冬の方が多いです。
また、冬の方が「急いで修理してください」という依頼も多いそう。
さらに、お盆や年末年始前も修理依頼が増えるでしょう。
そんな時に修理を依頼しようと思っても、「いっぱいで受けられません」と断られるかもしれません。
給湯器が使えなくては、日常生活に支障が出ます。
調子が悪いかなと思ったら、できるだけ早く修理を依頼しましょう。

4-3.日頃から懇意の業者を作っておくと便利

給湯器はいつか寿命が来るものです。
賃貸物件の場合は大家や管理会社が定期的にメンテナンスをしてくれます。
しかし、持ち家の場合は自分でメンテナンスをしなくてはなりません。
ですから、懇意の業者を1軒作っておきましょう。
日頃から保守点検を依頼しておけば、故障してもスムーズに対応してくれます。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回は、給湯器の日頃のお手入れやメンテナンス方法をご紹介しました。
まとめると

  • 給湯器の日頃のお手入れは、外装の汚れを落とすだけでもよい
  • 排気口や吸気口の周りに、ほこりがつまっていないかチェックしよう
  • 設置して5年を過ぎたら、定期的に給湯器の保守点検をしてもらおう
  • 調子が悪くても素人が修理をしないこと
  • 調子の悪い給湯機をだましだまし使わない

ということです。
最近の給湯器は、寿命が近くなるまであまり故障しません。
ですから、ついメンテナンスを忘れてしまう方も多いでしょう。
また、給湯器の調子が悪くても気が付かない人もいるかもしれません。
しかし、特にガス給湯器の場合は不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素中毒になる可能性があります。
10年ほど前に、あるメーカーのガス給湯器の不具合で一酸化炭素中毒事故が多発したこともあったのです。
給湯器は、使い方を間違えるととても怖い器具でもあります。
ですから、メンテナンスを怠らないようにしましょう。