入浴剤は効果ある? 入浴剤の健康効果と上手な使い方

入浴剤は効果あるの?という疑問はだれもが考える身近な悩みではないでしょうか。

気分をリフレッシュするために使用する入浴剤ですが、実際にはどのような効果があるのかはあまり知られてはいません。

入浴剤の効果を得るためには、入浴剤についても知識を高め適切に使用することが大切です。

入浴剤を控えた方がいい場合や、入浴剤の使用方法、種類による効果の違いなど入浴剤の利用に役立つ情報について詳しくご紹介します。

目次

  1. 入浴剤の健康効果とは?
  2. 入浴剤の種類と使い方
  3. まとめ

1.入浴剤の健康効果とは?

1-1.入浴剤の効果とは?

入浴剤には“無機塩類”“有機酸”“酵素”“生薬”“保湿剤”“着色剤”“香料”などの成分が含まれています

入浴剤の成分の効果について、それぞれの特徴についてご紹介しましょう。

【無機塩類】

無機塩類は入浴剤に含まれる成分としては非常に一般的で、ほとんどの入浴剤に含まれています。

入浴剤に含まれる無機塩類は“塩化ナトリウム(食塩)”や“炭酸水素ナトリウム(重曹)”などが一般的です。

入浴剤に含まれる無機塩類は、入浴の温熱効果を高める効果があります。

【有機酸】

重曹や有機酸と反応することで炭酸ガスを発生する成分です。

入浴剤によって発生する炭酸ガスは血行促進効果があり、入浴の温浴効果を高める効果があります。

【酵素】

皮膚の洗浄効果のある酵素は、美肌効果のある入浴剤に含まれている成分です。

入浴剤に含まれる酵素は、たんぱく質分解酵素で肌の古い角質などのたんぱく質を分解し皮膚を洗浄します。

酵素は、入浴剤の中でも特別な製品に含まれている成分です。

【生薬】

生薬を使用した入浴剤は、古くから利用されています。

入浴剤として利用される生薬の代表は“ゆず”“ヨモギ”“しょうが”“ドクダミ”などです。

配合している生薬によって得られる効果も異なるので、効果・効能を確認してから使用しましょう。

【保湿剤】

保湿剤は、ほとんどの入浴剤に使用されており、入浴後の肌荒れを防ぎ、肌を保湿する成分です。

入浴の際に失ってしまう油分を補う成分であることから、ほとんどが油成分に由来しています。

【着色剤】

お湯に色をつけることを目的とした成分です。

直接的な効果はなく、雰囲気を楽しむために配合されています。

【香料】

入浴剤に香りを加えるために配合されている成分です。

香りによってはリラックス効果などがあります。

1-2.入浴剤にはどんな効果がある?

入浴剤の効果には温浴効果のような体に直接的な影響を与える効果と、リラックス効果やリフレッシュ効果などの精神的な効果の2種類があります。

一般的な入浴剤の種類による効果・効能について詳しくご紹介しましょう。

【無機塩類系入浴剤の効果】

無機塩系の入浴剤は入浴の温熱効果を高める効果があります。

入浴剤を使うと湯冷めしにくいというのは、無機塩系の最大の特徴です。

無機塩系の中でも炭酸水素ナトリウム(重曹)の含まれているものは、石鹸(せっけん)同様に汚れを浮かす効果もあるので、肌の洗浄に対する効果も持っています。

【炭酸ガス系入浴剤】

炭酸ガスは、毛細血管を拡張する作用を持っており、疲労回復や新陳代謝の促進などの効果があります。

疲労回復などの効果のある入浴剤のほとんどは炭酸ガス系の入浴剤です。

【生薬系入浴剤の効果】

天然の植物を原料とした入浴剤は使用している生薬によって効果が異なります。

生薬系入浴剤の効果について生薬ごとにご紹介しましょう。

  • ゆず湯:血行促進効果で冷え性や神経痛・腰痛に効果があります。
  • ヨモギ湯:殺菌・止血の効果があり“あせも”“しっしん”を改善します。
  • しょうが湯:辛味成分による発汗促進や抗菌・抗酸化があります。
  • ドクダミ湯:殺菌・止血効果や新陳代謝を高める効果があります。

生薬系の入浴剤は複数の生薬を組み合わせています。

効果に関しては製品の効果効能を確認してから使用しましょう。

【スキンケア系入浴剤】

酵素や保湿剤などの成分を配合し、通常の入浴剤に比べスキンケアや美肌効果を高めているのがスキンケア系入浴剤です。

スキンケア系の入浴剤は“肌の洗浄”と“入浴後の保湿”を目的としています。

製品によって効果も異なるので、目的に応じて商品を選ぶことが大切です。

【その他の入浴剤】

入浴剤にはカプサイシンを配合して発汗を促すものや、メントールを配合して清涼感を与えるものなどの入浴剤があります。

入浴を快適にすることを目的にしている入浴剤には、直接的な効果に加えてリラックス効果などの多くの商品があるのです。

1-3.入浴剤を控えた方が良い場合とは?

入浴剤は薬とは異なり、あまり多くの制限はありませんが、入浴剤を控えた方が良いケースも少ないながら存在します。

入浴剤を控えた方が良い場合ついてご紹介しましょう。

【合わない入浴剤の使用は控える】

入浴剤は体質によって体に合わないものもあります。

特にアレルギーなどの症状を持っている場合には、入浴剤の使用には注意が必要です。

特定の入浴剤を使用した際に、体に違和感がある場合には使用を控えるようにしましょう。

【硫黄を含んだ入浴剤の使用は避ける】

ほとんどの入浴剤は、硫黄などの風呂釜(ふろがま)や浴槽を傷める成分を含んではいないので安心して使用できます。

一般的に販売されている入浴剤によって風呂釜が傷むことはありません。

しかし、温泉地で購入できる“湯の花”は、採取地の温泉成分によって風呂釜や浴槽を傷めることがあります。

湯の花は成分によって風呂釜への影響も異なるので、成分や説明書を確認して正しく使用しましょう。

2.入浴剤の種類と使い方

2-1.香りのリラックス効果

入浴剤の効果は、有効成分による効果効能だけではありません。

入浴の際にリラックス効果を高めることも入浴剤の大切な効果なのです。

特に香りによって嗅覚(きゅうかく)を刺激することは大きなリラックス効果を生みます。

香りによるいらし効果について詳しくご紹介しましょう。

【フローラル系】

入浴剤やシャンプーなどで多く使用されている“花の香り”であるフローラル系の香料は、優雅な気持ちにする効果があります。

“ローズ”や“ラベンダー”などの香りは、精神疲労を緩和するリラックス効果がフローラル系の特徴です。

【柑橘系】

入浴剤では“ゆず”や“レモン”などの柑橘(かんきつ)類の香料が多く使用されています。

気分をリフレッシュする効果で集中力を高めるのが柑橘系の特徴です。

【樹木系】

“白樺(しらかば)”や“ヒノキ”などの樹木系の入浴剤は気分を落ち着ける効果があります。

樹木系は気分を落ち着ける効果があり、睡眠前の入浴に向いている香りです。

入浴剤の香りは好みで選ぶのも良いのですが、目的に合わせて香りを選ぶことで入浴剤の効果を高めることができます。

2-2.色によるリラックス効果

入浴剤の多くには“着色剤”が使用されています。

香料と同じく直接的な効果はないのですが、色は心理に大きな影響を与えるのです。

入浴剤に使用されている色と香料について簡単にご紹介しましょう。

  • 桃色:優雅な気分を高めリラックスする色
  • 緑色:気持ちが落ち着き集中欲を高める色
  • 青色:精神安定効果があり清涼感を高める色

入浴剤は効能に加えて、香りや色などを組み合わせることで効果を高めることができます。

まとめ

入浴剤には非常に多くの効果があります。

入浴剤の効果と上手な使用方法についてまとめてみましょう。

【入浴剤の成分と効果】

  • 無機塩類:入浴の温熱効果を高める成分
  • 有機酸:発泡系の入浴剤に含まれる成分
  • 酵素:たんぱく質を分解して美肌効果のある成分
  • 生薬:古くから使用される植物由来の成分
  • 保湿剤:入浴後の肌荒れを防ぐ成分

入浴剤には含まれる成分によって、さまざまな効果があります。

使用する目的に合わせることで、入浴に効果を高めることも可能です。

入浴剤の効果を高めるためにも、自分の好みと体に合わせた入浴剤を探してみましょう!