オール電化を導入する方へ! 知っておくべきメリット・デメリット!

近年、コマーシャルやテレビ番組、雑誌等々で多く取り上げられるオール電化。言葉は知っていても、漠然としたイメージしかないという方も多いことでしょう。

しかし、オール電化は調べれば調べるほど奥深いものです。知らないでいるのは損でしかありません。

そこで、今回はオール電化のメリット・デメリットを中心とした情報を簡単にご紹介します。ぜひ、最後までおつきあいくださいね。

目次

  1. オール電化とオールガスの基礎知識
  2. オール電化のメリット
  3. オール電化のデメリット

1.オール電化とオールガスの基礎知識

1-1.オール電化ってどんなもの?

オール電化とは、キッチンやお風呂、暖房などに至るまで、すべての熱設備のエネルギーを電気でまかなうことをいいます。

さまざまなメリットが注目され、近年少しずつ人気になっているようです。

1-2.オール電化の導入費用はどのくらい?

オール電化とするためには、オール電化専用の設備(エコキュートやIHクッキングヒーターなど)を導入する必要があります。機器をすべて導入した場合、かかる費用は最低でも『40万円』前後。ただし、当然のことながら、オール電化にするための費用はメーカーや機器のグレードなどによっても違いがあります。しっかりとした設備を整えるのならば、『70万円』程度はかかるでしょう。

また、ここにプラスして工事費用もかかってくるのを忘れてはいけません。業者によりますが、10~20万円程度でしょう。

1-3.オールガスってどんなもの?

オール電化と似た言葉に『オールガス』という言葉もあります。オールガス、といわれるとオール電化のようにすべてのエネルギーをガスでまかなっているように感じられますが、そうではありません。電気の力も利用します。

コンセプトとしては、ガスの力を有効利用して電気の使用を最低限に抑えるものといったらわかりやすいでしょう。

1-4.オールガスの導入費用はどのくらい?

オール電化からオールガスへ変更する場合、ガス管の引き込み工事とコンロを購入する必要があります。しかし、費用としてはそれほどはかかりません。工事自体は10万円程度で、コンロの値段が2~15万円程度です。ですから、かかったとしても、20~30万円ほどでしょう。

2.オール電化のメリット

2-1.ガスの基本料がかからない

オールガスの場合、電気とガスの両方を使用することとなるはず。そうすると、電気料金とガス料金の両方で基本料金というのがかかってきます。この基本料金は実際に使用したエネルギーとは別のものです。

つまり、電気とガスを両方使っているということは、基本料金を2重に支払っているということになります。オール電化にすればガスを使用しないので、基本料金を2重に支払わずに済むということ。つまり、その分だけ確実に節約することが可能なのです。

2-2.深夜料金を利用できる

ガスの場合は貯蔵することができるため、原則としてどの時間帯に使っても値段は変わりません。深夜などの需要が低い時間帯に使われなくとも、翌日に持ち越せば問題がないからです。

しかし、電気は原則としてためておくことができないので、需要が低下する深夜には発電した分だけ無駄になってしまいます。ですから、なるべく使ってもらえるようにと、深夜の値段が下がるのです。

つまり、仕事で昼間はあまり家にいない方。あるいは、仕事柄昼夜が逆転しているという方にとって、オール電化は大きな節約を見込めるということです。

2-3.安全性が高い

オール電化の場合、キッチンでは火を使う必要がありません。そのため、火事のリスクを下げてくれるでしょう。お子様を持つ家庭などでは、特に目を見張るメリットといえますね。

また、時々話題になる給湯システムの事故も、爆発などのリスクを著しく低下させることが可能です。

2-4.災害時の信頼性が高い

災害が起きるとライフラインが止まってしまうことが珍しくありません。それはガスも電気も同じだろうと思う方もいらっしゃるかも知れませんが、実はガスより電気の方がリスクが低く、災害時により信頼性が高くなるといえます。

というのも、ガス管は地下を通っていますが、電気は地上を通っているという違いがあるからです。

仮に東日本大震災クラスの地震が起き、ガス管が壊れ、電信柱も倒れたとします。そうなると、ガス管の修理には掘り返すために手間がかかりますが、電信柱の場合は地上にあるため楽に修復が可能です。

さらに、日本は高度に発達した先進国であるがゆえに、皮肉にも電気がなければ何もできません。そのため、ライフラインの中でも電気は最重要復旧項目。

つまり、同じレベルの被害をガスと電気の両方が受けた場合、復旧は電気の方が早いといえるのです。いい換えればそれは、災害時の信頼性が高いということでしょう。

2-5.災害時に水を利用できる

災害時の信頼性が高いことはすでにお話ししましたが、もう1つ災害時における大きなメリットがあります。それが、『水を使用できる』というものです。

オール電化住宅では、貯湯タンクにお湯をためています。そのため、災害で水が停止しても、手洗いや入浴、トイレの排水といった生活用水として活用することが可能です。

衛生面の問題からそのまま飲むことはできませんが、煮沸消毒すれば問題がないので、いざというときに頼りになるでしょう。

3.オール電化のデメリット

3-1.昼間に電気を大量に使用すると費用が高くなる

電気料金は昼間が高いため、家族が多かったり、高性能なパソコンを使っていたりする方などは、場合によってはオールガスより高くなってしまう可能性があるでしょう。

3-2.専用の調理器具しか使えない

通販などで『これ良いな』と思っても、それがIH対応の調理器具でなければ使用することができません。とはいえ、近年はオール電化の需要が増加したことからIH対応の器具も多くなっているので、それほど大きなデメリットではありませんのでご安心を。

3-3.導入コストが高い

すでにお話ししたとおり、オール電化を導入するには工事費込みで70~100万円以上かかることも珍しくありません。

まとめ

いかがでしたか?

今回はオール電化について中心にご紹介しました。

  1. オール電化とオールガスの基礎知識
  2. オール電化のメリット
  3. オール電化のデメリット

オール電化とオールガス。どちらも一長一短ではありますが、しいていうのならばオール電化の方に軍配が上がるでしょう。ぜひ、今回の記事を機にオール電化を検討してみてくださいね。