湯冷め防止方法は? 熱・頭痛の原因となるお風呂の入り方を止めよう!

疲れた体をいやすお風呂の時間。特に、冷え症の方にとってお風呂の時間は至福です。しかし、お風呂の入り方を間違える湯冷めをしてしまいます。湯冷めになると熱や頭痛の原因となってしまうのです。

この記事では、湯冷め防止の方法についてまとめました。

  1. 湯冷めの原因は?
  2. 湯冷めするとどうなる?
  3. 湯冷め防止の方法
  4. お風呂後の就寝について

1.湯冷めの原因は?

そもそも、湯冷めはどうして起こってしまうのでしょうか。その原理について紹介します。

1-1.なぜ湯冷めは起こるのか

お風呂に入って体の芯から温まったのに体が冷える。それを湯冷めと言います。寒い時期や冷え症の人は、体を温めたいので熱めのお風呂に入る人も多いでしょう。しかし、それは逆効果です。

人の体は、一定の温度に保とうとする性質があります。そのため、体が熱くなり過ぎると自動的に体温を下げようとするのです。汗が出たり血管を広げたりすることで熱をどんどん放出します。熱が体から抜けることで湯冷めとなるのを知っておきましょう。

1-2.体をぬれたままにするのもダメ!

お風呂上りに髪を乾かさない人。 その行為も湯冷めの原因となっています。髪や体に付いた水滴は、時間がたつことで蒸発していくのです。その蒸発に併せて熱が奪われていきます。この水滴から奪われる体温は、湯上がりの気温差と重なってどんどん冷えていくので注意しましょう。

お風呂から出たら体をよく拭くことが大切なんですね。
はい。体に付着したお湯が冷めると一気に体が冷えます。

2.湯冷めするとどうなる?

湯冷めすると、熱が出たり頭痛となったりします。なぜ、湯冷めで風邪のような症状が出やすいのでしょうか。

まず、湯冷めをして体が冷えると神経に異常が起きます。その異常は粘膜の炎症となって現れて抵抗力が減るのです。抵抗力が無くなるとウイルスが入りやすい状態となります。その結果、熱や頭痛が発生するのです。

湯冷めは免疫力が低下するだけではありません。ウイルスにとって活動しやすい環境は、温度が低い状態。温度が低い上に湿度も低いと風邪を引きやすくなるのです。冬場で風邪を引きやすいのは、体温と湿度の両方が低くなってウイルスが活発になっていると思いましょう。

湯冷めすると風邪を引きやすくなるんですね。
はい。ですから湯冷めはできるだけしないように心がけましょう。

3.湯冷め防止の方法

湯冷めにはデメリットしかありません。そこで、湯冷め防止の方法を確認しておきましょう。

3-1.お風呂上りに冷水を掛ける

人間の体には体温調節機能が備わっています。夏場は汗をかいて体温を下げ、冬は毛穴を締めて体温低下を防ぐのです。冬にお風呂に入るのは、締まった毛穴を広げることになります。そのため、お風呂に入った後で薄着のままだと湯冷めするのです。そこで、お風呂から上がる前に毛穴を締めるようにしましょう。

毛穴をキュッと締める方法として効果的なのは、足に冷水を掛けることです。入浴後に脱衣所で体を拭いた後、シャワーでいいので10~15秒ほど冷水を掛けましょう。冷えるときは、足先が大半です。そこで、温まった足に冷水を掛けることで毛穴を引き締めます。引き締めることで体内温度を外に逃がさなくなるのです。

冷水を掛けた瞬間は、足の表面が冷たいので控える人も多いでしょう。しかし、この冷水を掛けて毛穴を締めるのは効果的です。

3-2.脱衣所を温かくする

冬場の脱衣所は非常に寒いもの。お風呂場との温度差によって体温が変化して湯冷めしやすくなるものです。そこで、お風呂場を温めておきましょう。

急激な温度差は、湯冷めの大きな原因です。また、高齢者の方は急激な温度変化によって倒れることもあります。冬場は暖房器具を使って脱衣所を温めておきましょう。

3-3.入浴剤を使う

入浴剤には温浴効果があります。特に、冬場は入浴剤を使用して体を温めるようにしましょう。今では入浴剤の種類もさまざまです。その中でも、湯冷めに効くのは無機塩類系入浴剤か炭酸ガス系入浴剤となります。

無機塩類系入浴剤は、皮膚表面のたんぱく質と結合して膜を形成するのです。膜ができることでお風呂上りにも熱が放出するのを防ぎます。炭酸ガス系入浴剤は、炭酸ガスの血管拡張作用が働いて体を温めるのです。お湯に溶けた炭酸ガスが直接血管や筋肉へ働き掛けることで血管を広げます。血管が広がると血液量が増えるので全身の新陳代謝が促進されるのです。

入浴剤以外にもユズはおすすめ。ユズを半分に切ったものを5個くらい湯船に浮かべます。種などが気になる人は、網袋などに入れておきましょう。ユズ湯につかると血液の循環が良くなり芯から温まります。

3-4.ぬるめのお風呂で芯まで温まる

寒い冬や冷え症の人は、熱いお湯に入りたくなるもの。しかし、ぬるま湯の方が湯冷め防止には効果的です。血行を良くするには、10~15分の入浴が必要となります。そのため、お湯が熱過ぎるとのぼせて長く入れません。湯冷め防止には、お湯の温度は38~40℃がおすすめです。ぬるま湯にじっくりつかることで血液循環が良くなり芯まで温かくなります。

3-5.体を素早く拭く

体に付いた水滴は、体温を奪う原因です。お風呂から上がったらすぐに体を拭きましょう。すぐに水滴を除去することで体温が下がるのを防げます。体と同時に髪も早めに乾かしましょう。髪に付いている水滴も体温を奪う原因です。

また、体を拭いた後は早めに下着をはきましょう。体から少しでも熱を逃がさないようにします。さらに、湯冷めが怖い人はボディークリームを塗ると効果的です。ボディークリームは保湿だけでなく体温低下を防ぐものがあります。体が冷える人は、ぜひ検討してみましょう。

3-6.温かい飲み物を飲む

お風呂に入った後は、冷たい飲み物を楽しみたい人も多いかと思います。しかし、湯冷めしやすい人は控えましょう。体内に入った冷たい飲み物は、熱くなった体に素早く吸収されます。すると、温まった体が急激に冷えて湯冷めになるのです。寒い日のお風呂上りは、温かい飲み物がおすすめとなります。特に、白湯(さゆ)や生姜湯がいいでしょう。

湯冷め防止の方法はいろいろあるんですね。
はい。自分に合った方法を実践しましょう。

4.お風呂後の就寝について

体が温まった状態で布団に入る。非常に理想的なサイクルだと思う人も多いです。しかし、それは逆効果。ぽかぽかの状態で布団に入ると湯冷めをして体温が下がります。人間の体は、寝ることで徐々に体温が下がるのです。しかし、寝るときに通常の体温より高いと汗を出して体温調整を行います。その汗によって体温が下がり湯冷めとなるのです。

また、お風呂上りすぐに布団へ入ると熱がこもります。熱が布団の中から逃げないことで体温が下がりにくくなり、余計に汗をかくのです。お風呂から上がった後、30分から1時間はリラックスする時間を取ります。寝冷えを無くすためには、必要なクール時間だと思いましょう。

すぐに布団に入らない方がいいんですね。
はい。お風呂を上がってから一時間後くらいがおすすめです。

まとめ

この記事では、湯冷め防止の方法についてまとめました。湯冷めは、体が急激な温度変化に対応しようとして発生する現象です。そのため、体の表面温度を変えずに芯から温めることを心がけましょう。具体的には、ぬるま湯にゆっくりつかります。その後、素早く体を拭いて衣服を着るのがおすすめです。

また、温まった状態で寝たい人もクール時間を置きましょう。温まった状態で寝てしまうと寝冷えしてしまいます。以上の点に気を付けておけば湯冷めに困ることはないですよ!