すぐできる浴室の寒さ対策 6つ!この方法で冬を乗り切ろう!

1月に入り、寒さが急に厳しくなりました。冬は、温かいお風呂がうれしいですね。しかし、築年数がたった家の浴室は寒いことが多いでしょう。部屋と浴室、さらに浴槽の中の温度差が激しすぎると、健康に悪影響が出ます。

そこで、今回は浴室の寒さ対策をご紹介しましょう。最新式の浴室は、暖房がつきのものも珍しくありません。しかし、浴室のリフォームはかなり大がかりになりますし、費用もかかるでしょう。今回は、身近なものでできることをご紹介していきます。浴室や脱衣所の寒さ対策に頭を悩ませている方は、必見ですよ。

  1. 浴室や脱衣所が寒すぎると……?
  2. 浴室の寒さを防ぐ方法は?
  3. 浴室から出たらすぐに着替える
  4. 寒いと給湯器から出るお湯の温度も低くなる?
  5. 給湯器の修理は早めに依頼する

1.浴室や脱衣所が寒すぎると……?

古い家ほど、浴室は家の北側に配置されていることが多いです。また、換気扇ではなく換気窓が取りつけられていたり、床がタイル張りだったりするでしょう。このような浴室は、たとえ浴槽にお湯を入れてもなかなか温まりません。特に、換気窓の隙間から外気が入ってくる場合は、浴槽のお湯も冷めやすいでしょう。

また、部屋と脱衣所、浴室の温度差が大きすぎると、ヒートショックを起こしやすくなります。ヒートショックとは、温度差が原因で起こる血圧の急激な変化で発症する体の不調の総称です。暖かい部屋から急に寒いところへ行くと、体は体温を奪われまいと血管が縮まります。

その結果、血圧が変化して、心筋梗塞や脳梗塞、さらに立ちくらみなどを引き起こすのです。ヒートショックは、飲酒をしているとより発症しやすくなります。ですから、冬場は飲酒をしたら酔いをさましてから入浴するように心がけましょう。

2.浴室の寒さを防ぐ方法は?

では、浴室の寒さ対策はどのようにすればよいのでしょうか? この項では、その具体例をご紹介します。実践できそうなものはぜひ試してみてください。

2-1.脱衣所に小さなヒーターを置く

脱衣所に小さなヒーターを置くだけでも、寒さがだいぶやわらぎます。今は、小型でも性能のよいものが出ていますので、いろいろと探してみてください。脱衣所が狭すぎてヒーターを置く場所がないという場合は、ろうかなどでもかまいません。常に置いておくとジャマという場合は、入浴する少し前に持ちこんで温めておきましょう。

2-2.床にお風呂マットを敷く

床にお風呂マットを敷くだけでも、寒さがやわらぎます。特に、タイルの床は冷えやすいので、効果がより実感できるでしょう。ただし、お風呂マットを敷くと滑りやすくなります。ですから、高齢者がいるご家庭の場合は、滑り止めつきのものを利用するなどしてください。なお、お風呂マットはカビやすいので、定期的に屋外で乾かすとよいでしょう。

2-3.浴槽に熱いお湯を入れる

浴室全体を暖めたい場合は、お風呂のお湯を50度~60度で入れましょう。そうすれば、蒸気の効果で浴室が暖まります。入浴する際は、水を入れて入ってください。追い炊きをしたりお湯を継ぎ足したりするのと光熱費はそれほど変わりません。やけどには注意してください。

2-4.シャワーを壁に向けてかける

高温のお湯が出ない場合は、シャワーを壁に向けて流しておきましょう。温度は45度前後にしてください。もったいない気もしますが、数分間だけです。これだけでも浴室はだいぶ暖まるでしょう。

2-5.浴室の窓を変える

浴室に換気窓がついている場合は、そこから外気が入りこむことがあります。ですから、築年数がたっている家の場合は、窓だけをリフォームしましょう。それだけなら、10万円前後でできます。特に、二重窓にすれば外気はほぼシャットアウトできるでしょう。特に大きな窓がついている浴室では、効果的な方法です。

2-6.体を温める効果のある入浴剤を使う

最近は、冬になると体を温める効果の高い入浴剤が販売されます。このようなものを利用してみると、より体が温まるでしょう。また、飲み残した日本酒をコップ1杯浴室に入れると、体が温まります。ただし、お酒が飲めない人やアルコールに皮膚アレルギーがある方は日本酒風呂はやめておきましょう。

また、お風呂の形状によっては使えない入浴剤もあります。よく注意書きを読んでから使用してください。

3.浴室から出たらすぐに着替える

いくら浴室や脱衣所を暖めても、湯冷めすれば元も子もありません。浴室から出たら、すぐに服を着ましょう。この際、手首や足首、そして首元がしまった服を着ると暖かいです。パジャマは冬用でも薄手のものが多いので、すぐに脱ぎ着できるフリースなどを1枚余分に着ておくとよいでしょう。

水分補給をするのはその後です。このときも、冷たいものを飲むと胃腸を冷やします。できれば、常温の水などを飲んでください。アルコールも体が乾いていますから、急に酔いが回りやすいです。まずは水分補給をして落ち着いた後に、ゆっくり楽しみましょう。

4.寒いと給湯器から出るお湯の温度も低くなる?

給湯器は、ガスや電気、石油などの燃料を使ってお湯を沸かして供給する機器です。ガスがま浴槽以外は、給湯器で沸かしたお湯を浴槽に供給するシステムになっています。給湯器は、製品によって供給できるお湯の温度が決まっているのです。貯湯式の方が通常の給湯器よりも高い温度のお湯を給湯できるでしょう。

給湯器が供給できる温度は、説明書を見れば分かります。大抵、「何度~何度まで」という表記になっているでしょう。給湯器は大抵戸外に置かれているのです。冬は外気温が低いので、お湯を沸かすのに時間がかかります。ですから、表記のうち低い温度が供給されるでしょう。

外気温が低い北国ほど、冬は供給温度が下がります。ですから、給湯器を選ぶときは下限の方の温度を見て選んでください。北国で使うほど、高めの温度のお湯を供給できるものを選ぶとよいでしょう。

5.給湯器の修理は早めに依頼する

冬は、給湯器の故障が一番多い時期です。特に、厳しい寒さが続くと給湯器をたくさん使いますから、より故障しやすくなるでしょう。給湯器の寿命は10年前後といわれていますが、使い方しだいで長くも短くもなります。給湯器の調子が悪くなると、温度調節がうまくいかなくなったり、お湯が突然水になったりするのです。このような現象が起きたら、できるだけ早く給湯器の点検をしてもらいましょう。賃貸物件の場合は大家さんか管理会社に連絡します。給湯器は突然壊れることも珍しくありません。

おわりに

今回は、浴室の寒さ対策についてご紹介しました。日中は暖かくても、夜になると急に冷えこむという場合は、日があるうちに高齢者や子どもを入浴させるのもひとつの方法です。たとえ北側でも、日中は暖かいということも珍しくありません。午後15時~16時くらいに入浴すれば、早すぎるということもないでしょう。

また、最近は半身浴が人気ですが、浴室が寒い場合は半身浴が湯冷めの原因になることもあります。ですから、寒い日は肩までしっかりとつかった方がよいでしょう。

なお、前述した体を温める効果のある入浴剤の中には、トウガラシのからみ成分であるカプサイシンが使われているものもあります。カプサイシンは肌に刺激を与える物質なので、肌に弱い方や子どもは注意しましょう。トウガラシを触ると皮膚がひりひりしたという方は、使用しない方がよいですね。自分の体質や体調を考えて、浴室を暖める方法を選んでください。

京都環境ネット