ハイブリッド給湯器「エコワン」のメリット・デメリットについて

家電量販店に行くと、「エコ」に特化している商品がたくさん出ています。
できるだけエネルギーの消費を抑えるエコ家電は地球にやさしく、私たちの経済面にもメリットが生まれるものです。
特に、お湯をわかす給湯器は毎日使います。
そこで、ハイブリッド給湯器と言われている「エコワン」について詳しく説明しましょう。
エコワンとは何なのか、エコワンの特徴や仕組み、メリット・デメリットを知ることが大切です。
自宅のトータルリフォームを考えている人はぜひ参考にしてください。

  1. エコワンの特徴・仕組み
  2. エコワンのメリット・デメリット
  3. エコワンの設置費用
  4. まとめ

1.エコワンの特徴・仕組み

エネファームやエコジョーズなど、エコに特化した給湯器が登場しています。
給湯器の買い替えでエコ型の給湯器を選ぶ人は増えてきました。
そこで、新しく登場したのが“ハイブリッド給湯器”と言われている「エコワン」です。これから、エコワンの特徴や仕組みについて詳しく説明します。

1‐1.電気とガスの2つを活用している給湯器

給湯器によって使用するエネルギーが異なります。
たとえば、エコジョーズは少ないガスを利用してお湯をわかすタイプです。
基本的に電気か、ガスのどちらかを利用しますが、エコワンは電気とガスの両方を活用しています。
両方のエネルギーをバランス良く活用することで高い省エネを生み出しているのです。
わかしたいお湯の量が少ないときは少しの電気を利用します。
逆に、たっぷりのお湯を利用したいときはガスの力でわかす仕組みです。
電気とガスの2大エネルギーを利用している給湯器は、エコワンならではの特徴と言えます。
効率的にお湯をわかしたい人はエコジョーズやエコキュートよりも「エコワン」がおすすめです。

1‐2.エコワンの1次エネルギー効率は125%

給湯器を利用する場所によって1次エネルギー効率は異なります。
東京エリアによると、エコワンの1次エネルギー効率はおよそ125%です。
エコ給湯器であるエコジョーズは88%、エコキュートは107%になっています。
数字から見てわかるように、エコワンは非常に効率が高いのです。
全国の中でも温暖気候の九州では、なんと1次エネルギー効率は130%にまで達します。
たくさん登場しているエコ給湯器でも、最も高い効率と言えるでしょう。
抜群の省エネを発揮している証拠です。
省エネはもちろん、温水暖房機器や床暖房などにも使用できます。
よって、ガスと電気の力によってエコワン1台ですべての機能がカバーできるでしょう。

1‐3.エコワンの仕組みとは

非常に効率が高く、省エネ抜群のエコワンは「仕組み」も特徴的です。
ガスと電気の両方を活用しているため、両方の良いところを上手に組み合わせています。
電気においては空気熱を活用した「ヒートポンプ」、ガスにおいては高熱率給湯暖房機器のエコジョーズを取りいれているのです。
エコジョーズの特徴である瞬発力がサポートしつつ、ヒートポンプの能力を最大限に引き出しています。
通常のお湯を使用するときはヒートポンプでわかしたお湯を使うでしょう。
そして、暖房を使用するときはエコジョーズの機能によって部屋を暖めます。
それぞれの相乗効果によって成り立つ仕組みだと言えるでしょう。

2.エコワンのメリット・デメリット

2‐1.エコワンのメリット

特徴や仕組みからわかるように、エコワンの大きなメリットは「熱効率の高さ」です。エコジョーズやエネファームなどさまざまなエコ給湯器と比較しても、熱効率の高さは群を抜いています。
お湯を頻繁に使う家庭では非常に効率的な給湯器と言えるでしょう。
もちろん光熱費が節約できます。
また、「コンパクトサイズが多い」点もメリットの1つです。
給湯器を設置する際、設置場所に置けるかどうか考えなければなりません。
給湯器の中にはある程度場所が必要になるタイプもあるでしょう。
しかし、エコワンはコンパクトサイズが多いので安心して設置できます。
さらに、「ランニングコスト」や「エコロジー」の面で優位です。
ほかの給湯器よりもずば抜けた機能を持っているので、設置する価値はあるでしょう。

2‐2.エコワンのデメリット

エコワンにはメリットだけでなく“デメリット”もあります。
エコワンを上手に利用するためには、デメリットもきちんと把握しなければなりません。
エコワンの主なデメリットは、「設置費用が高いこと」です。
エコジョーズやエネファームなど、エコ給湯器の中でもずば抜けた熱交換率を維持しています。
しかし、機能が高い分、設置費用が高くなるのです。
仕方のないことですが、高い設置費用からあきらめてしまう人は多いでしょう。
後ほど費用について詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
また、「お湯の使用量が少ない、温水暖房を設置していない家庭には不向き」になることです。
熱交換率が高く、ガスと電気の両方を活用しているエコワンは、上手に利用しなければ意味がありません。
お湯の使用量が少ない家庭ではほかの給湯器を使ったほうが効率的でしょう。
以上のように、ライフスタイルによってデメリットが生まれることもあります。

3.エコワンの設置費用

3‐1.エコワンの設置費用はおよそ50万円~

設置業者やメーカーによって詳細は異なりますが、エコワンの設置費用はおよそ「50万円~」です。
機能が高い分、設置費用が非常に高くなっています。
ほかのエコ給湯器であるエコジョーズは、設置費用がおよそ20万~40万円です。
エコワンと比べたら10万円前後の差が生まれるでしょう。
設置費用を主に考えている人にとっては大打撃になります。
設置費用が高い傾向はありますが、業者によってはお得な費用で設置しているところもあるのでチェックしてください。
割引を利用すれば、設置費用が節約できるでしょう。
また、1社だけでなくさまざまな業者の見積もりを比較することも大切です。
見積もりを比較することで、最も安い値段の業者が利用できます。
ただし、業者に依頼する際は見積もりだけでなく、サービス内容、業者の対応にも気をつけて利用してくださいね。

3‐2.長期的な視野で見た場合

給湯器を選ぶとき、設置にかかる初期費用は大切なポイントです。
しかし、長期的な視野で考えることも大切な要素になります。
確かに、エコワンの初期費用はほかの給湯器よりも高くついてしまうでしょう。
けれども、光熱費が削減でき、地球にやさしく、熱交換率が高い点を考慮すればほかの給湯器よりもお得になる可能性はあります。
特に、大量のお湯を使う家庭、家族の人数が多い、床暖房などの暖房器具を利用している家庭はエコワンが効率的です。
自分のライフスタイルや家族の人数、状況をしっかり考えて適切かどうか判断してくださいね。

4.まとめ

エコワンの特徴や仕組み、メリット・デメリット、設置費用について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
ハイブリッド給湯器と言われているエコワンは、電気とガスの両方を上手に活用したタイプです。
ほかの給湯器に負けない熱交換率を持ち、光熱費やランニングコスト面においては非常に優秀の給湯器と言えるでしょう。
しかし、初期費用が高いというデメリットを持っています。
それぞれの家庭において適切な給湯器が変わるものです。
エコワンの設置を考える前に、さまざまな給湯器を比較してみてください。
比較することでどの給湯器が最も適切かどうか判断しやすくなるでしょう。