脱衣所暖房はヒートショック対策に最適!浴室暖房も備えた機種も人気

風呂に入るとき、脱衣所でひやっとした経験はありませんか?脱衣所に温度差があるため、急激な気温変動を感じるのです。寒いと感じたら、体に異変がある証拠。実は、とても危険な状態です。
寒さ対策をしたけれどうまく行かない。脱衣所を温める方法はないだろうか?その疑問、とてもよくわかります。特に、高齢者に多いヒートショックは、突然死を招く恐れもあるので対策が必要です。
今回は、ヒートショックの危険性や脱衣所暖房についてご紹介します。

  1. 脱衣所暖房について
  2. ヒートショックについて
  3. 脱衣所暖房の種類
  4. 壁掛け脱衣所暖房の取り付け方
  5. 脱衣所暖房のトラブルや故障
  6. 脱衣所暖房の設置や交換について
  7. 脱衣所暖房でよくある質問
  8. まとめ

この記事を読むことで、恐ろしいヒートショック対策ができるようになり、家族全員の健康を守ることができるでしょう。脱衣所暖房は高いのでは?リフォームが必要だろうと諦めていた方も、寒さ対策が難しいことではないとご理解いただけます。

1.脱衣所暖房について

脱衣所暖房があるだけで、温度差が生じるのを防ぐことができます。暖房器具を置こうか迷っている方は、とても便利な脱衣所暖房を検討してみてください。

1-1.脱衣所暖房はどんなもの? 

一般のヒーターは温風の出口が高温になることがありますよね。脱衣所暖房はやけどの心配が要らないとても便利で暖かいヒーターです。浴室に設置できる暖房乾燥機もあり、後付けもできます。

1-2.脱衣所暖房を使う目的とは? 

高血圧・糖尿病といった生活習慣病を患っている方・高齢者・乳幼児は、脱衣所での温度差で体調が急変しやすいのです。寒暖差をなくす目的ももちろんありますが、突然具合が悪くなるのを防止する役割もあります。
浴室暖房乾燥機の場合、服の乾燥も行うことができるため、雨天時にはとても役立つのです。

1-3.脱衣所暖房の主な機能

脱衣所暖房の機能は、脱衣所と浴室を暖めるヒーター機能と乾燥機です。床面まで暖め、体温が奪われるのを防ぐことができます。加えて、乾燥機能は浴室のカビ発生を抑える効果も期待できるのです。

2.ヒートショックについて

ヒートショックは決して他人(ひと)事ではなく、いつ誰にでも起こり得る怖い病気です。入浴のために服を脱ぎ、寒さを感じた瞬間に発症します。

2-1.ヒートショックとはどんな症状? 

寒暖差によって、急激な血圧と心拍数の変動が生じ、体に異変が起こります。突然死の原因ともされているのがヒートショックで、救急搬送されるケースもあるのです。命の危険にさらされることもあり、冬は特に注意しなければなりません。

2-2.ヒートショックの怖さ

気温が低いと血管の収縮が起こります。血圧が下がった状態で湯船に浸(つ)かり、再び血圧の急変動が起こるのです。心筋梗塞や脳血管障害を発症し、死に至るケースも少なくありません。
ヒートショックの怖さは高齢者に限らず、若年層でも起こる得るということです。自分は若いから大丈夫と思い、甘く見てはいけません。

2-3.脱衣所暖房の必要性

寒さ対策という意味で脱衣所暖房は高い効果を発揮します。さらに、命の危機からも救ってくれる機能を備えているということを覚えておきましょう。
万が一の予防策として、脱衣所暖房のニーズも年々高まっています。導入が増えている背景には、ヒートショック死する人の数が増えていることが挙げられるのです。

3.脱衣所暖房の種類

脱衣所暖房は、設置方式がいくつかあります。ご自宅の環境に合うものを選ぶことも大切ですが、それぞれのメリット・デメリットを知っておいてください。

3-1.脱衣所暖房の設置タイプ

脱衣所暖房の種類や性能を比べていきましょう。

3-1-1.壁掛けタイプ

エアコンのように壁に設置するタイプです。足でひっかけることがなく、スリムでコンパクトなのが特徴でしょう。パワーもあって、速やかに暖めてくれるのがメリットです。薄型タイプも登場しておりますが、取り付け工事が必要になります。風向も上下左右に変えられて便利です。

3-1-2.床置きタイプ

床置きタイプは、持ち上げて移動できるのがメリットです。床面から暖かい空気を送り、上昇しながら脱衣所全体をぽかぽかにしてくれます。取り付け工事は不要で、ヒーターと同じ感覚で使用可能です。温風の出口が高温になりやすいので、お子さんはやけどに注意してください。

3-1-3.セラミックヒータータイプ

セラミック部分が熱源となり、風を加えて温風を出しているタイプです。比較的安値で入手できますが、セラミック部分は水に弱いので注意が必要でしょう。セラミックヒータータイプを購入するなら、セラミック部分がむき出しではないものが脱衣所には向いています。

3-1-4.パネルヒータータイプ

薄型で重宝するのがパネルヒータータイプです。タオルなどを干せるハンガーラックが付属しているものもあります。静音設計でじんわり暖かさが伝わるのが特徴でしょう。表面温度も高温にならず、お子さんがいる家庭でも安心して使えます。ただし、中には自立しないタイプもあるので、固定する場所を確保する必要があるものもあり、購入時はしっかり確認しましょう。

3-2.脱衣所暖房の購入費用は? 

さまざまな種類がある脱衣所暖房ですが、気になる購入費用をご紹介します。メーカーにより価格は若干異なりますが、あくまでも下記は参考価格です。

  • 壁掛けタイプ(3万〜3万5000円)
  • 床置きタイプ(5000〜1万5000円)
  • セラミックヒータータイプ(7000〜1万円)
  • パネルヒータータイプ(1万〜2万7000円)

3-3.床置きタイプの脱衣所暖房使用時の注意点

床置きタイプは安値で購入でき、工事も必要ないことで導入しやすいと思います。しかし、設置にあたって足元にスペースを確保することを忘れてはいけません。脱衣所が狭い場合は、肌が直接触れてやけどする危険性もあり、水滴が付着して故障なども起こりやすく、ヒーターの防水に注意してください。

3-4.脱衣所暖房機能付きの浴室暖房機について

ヒートショックを予防するためには、脱衣所と浴室の温度差もなるべくなくすことが大切です。高機能なものでは、浴室と脱衣所の両方を温めることができるタイプもあります。換気口のある天井または壁に暖房機を設置し、1つで2箇所をカバーできるのがメリットです。それぞれ独立した機能が備わっていますから、冷風・温風の切り替えもできます。タイマーも付属しており、脱衣所の24時間換気設定も対応可能です。パワーのある風量で十分な暖かさを得られるでしょう。
消費電力も低く、省エネ設計でありながら、ヒートショック予防が実現できると人気を集めています。入浴後の湿気には、乾燥機能でカビ対策も行えて便利です。設置工事の際に専用ランドリーパイプを取り付ければ服の乾燥にも使え、1年中快適な空間を作ることができます。

4. 壁掛け脱衣所暖房の取り付け方

壁掛けタイプは場所も取らず、全体を速やかに暖める効果が期待でき、導入件数も増えています。取り付けは自分でもできますが、難しい場合は業者に依頼しましょう。

4-1.自分で脱衣所暖房を設置する場合

まず、壁の強度を把握してから始めましょう。コンセントが届く範囲にあることも重要です。電動ドライバーを使用し、補強パネルを設置してください。高所に取り付けるため、高齢者や女性は無理をせず、業者の設置工事を利用する方が安心です。

4-2.業者に脱衣所暖房の設置を依頼する場合

脱衣所暖房を購入した場合、設置工事込みの料金設定がされていることがあります。工事費が含まれているなら、配送と同時に設置してもらいましょう。コンセント新設が必要になる場合も、スムーズに対応してもらえます。
工事費が含まれていない場合や追加工事が必要になるなら、費用負担が発生するので、料金の確認は購入時にしておきましょう。

5.脱衣所暖房のトラブルや故障

とても便利な脱衣所暖房でも、使っていくうちにトラブルが起こることもあります。故障内容や対応策を知っておくと安心です。

5-1.脱衣所暖房のよくある故障

動作しているのに、いつもと違う。故障の可能性があります。

  • 冷風だけが出る
  • 人感センサーが働かない
  • 動作音が大きい
  • 焦げ臭い

脱衣所暖房は家電製品の1つであるため、製造から10年経過したころからトラブルが多くなってきます。

5-2.脱衣所暖房が故障したときの対応策

リモコンにエラーコードが表示されているのを確認し、取り扱い説明書に従ってリセット操作を行ってください。異音や焦げ臭さは電気系統のトラブルの可能性もあり、メーカーまたは販売店に連絡した方がいいでしょう。放置して火災に発展することがあります。

5-3.トラブル時の問い合わせ先

各メーカーに相談窓口があります。購入先に持ち込むのもいいでしょう。念のため、保証書を用意してください。設置工事を行ってもらった販売店に連絡してきてもらう方法もおすすめです。設置時の工事内容を把握していますから、電気系統のトラブルにも対応しやすいでしょう。

5-4.脱衣所暖房の交換時期はいつ? 

家電製品はどれも10年を過ぎると、部品保有を中止します。修理が必要でも対応できなくなるのです。10年経過してトラブルが続くようなら、寿命と考えた方がいいでしょう。無理に使い続けるより、新機種の方が電気代節約にもつながります。

5-5.脱衣所暖房にトラブルが起きたときの注意点

脱衣所暖房のこまめな手入れはしていますか?日々のメンテナンスを怠り、トラブルが起こる可能性はあるのです。ほこりや水滴は取り除き、常にきれいな状態を意識しましょう。
また、普段とは違うトラブルのサインが出た場合、速やかにメーカーや販売店へ連絡してください。劣化している可能性も視野に入れ、事故が起こる前に専門家に見てもらうと安心です。

6.脱衣所暖房の設置や交換について

インターネットでも気軽に脱衣所暖房を購入できるようになりました。普及率の高さを示しているのでしょう。設置や交換を検討するとき、気になるのは業者選びですよね。

6-1.設置や交換を依頼する業者の選び方

複雑な工事が不要とはいえ、業者はどこでもいいというわけではありません。見積もりを出してもらい、施工内容と見合うものかを確認しましょう。工事内容について明確に受け答えができ、疑問にも丁寧に説明してくれる業者なら安心して依頼できます。合計金額だけでごまかそうとする業者はやめてください。

6-2.脱衣所暖房設置や交換の料金設定

脱衣所暖房の種類にもよって変わります。機種代金を含めた設置費用は3万〜5万円を予想してください。工事費が高いと感じる方もいますが、間違った設置方法で失敗する事例もあります。プロの手で確実に設置してもらい、安心して使える方が大切です。故障が起きたときも対処してもらえるでしょう。

6-3.脱衣所暖房の設置・交換の流れ

気になる機種を選び、設置費用の見積もりを出してもらいます。1社だけで見積もりは終えず、いくつかの業者を比べてみてください。費用負担が安い方に目が行きがちですが、大切なのは工事内容です。
信頼できる業者と契約し、料金を支払い後に工事開始となります。交換の場合、古いものを取り外しが必要です。取り外し後に処分もしてもらえるかを確認しておきましょう。

6-4.脱衣所暖房の設置で注意すべきこと

業者選びの参考にしていただきたいのは、設置工事後のアフターフォローや補償期間の有無についてです。導入したけれど不具合が続く、エラー表示が出てしまうといったトラブルは、まれに起こります。トラブル発生時もきちんと対応してくれる業者に設置を依頼しましょう。

7.脱衣所暖房でよくある質問

ご自宅の環境によって導入する種類や選べる機種も変わってきます。脱衣所暖房を設置する前に、よくある質問を参考にしてみてください。

7-1.古い住宅だと暖まり方が違う? 

古い住宅は気密性が低い場合があり、暖まるまで時間がかかることがあります。脱衣所暖房を取り扱う業者に足を運んでもらい、ご自宅に合う機種を選んでもらう方法もおすすめです。

7-2.子どもがいる家庭では何を重視するといい? 

ヒーターは熱を持つため、やけどには注意が必要です。安全を第一に考え、熱源が露出していないタイプを設置するようにしましょう。床置きタイプを選ぶときも、転倒したら電源が切れるものが安心です。

7-3.電気代が高い種類は? 

脱衣所暖房の中でも電気代が高いのは、セラミックヒータータイプです。長時間使うものではありませんが、日々の積み重ねは電気代に大きく影響します。1時間使用して、15〜30円ほどの電気代がかかると想定してみてください。

7-4.暖房器具で風呂と脱衣所を一緒に暖めるのは? 

ヒーターの風を利用して、風呂と脱衣所の両方を暖める方もいます。しかし、家電製品は湿気に弱いため、長時間放置しておくのは危険です。脱衣所暖房機能付きの浴室暖房機を使う方が、電気代もお得で安心して使えるでしょう。

7-5.設置前に現場確認してもらえる? 

丁寧な業者であるなら、必要に応じて現場調査を実施しています。スペースの問題・コンセントの確認など、事前に把握してから設置内容を見直しますので業者とよく相談してください。

8.まとめ

いかがでしたか?ヒートショックという怖い症状を引き起こす恐れがあるため、脱衣所暖房で予防することが大切かをご理解いただけたかと思います。脱衣所暖房にはいくつかの種類がありますから、ご家庭の事情や環境に応じ、適切なものを選ぶようにしてください。どの業者でも同じというわけではなく、設置後のアフターフォローがしっかりしている業者に依頼し、トラブル時に対応してもらえることも考えておきましょう。脱衣所暖房の導入で、家族全員が快適に入浴を楽しめるようになります。

京都環境ネット