シャワーが熱いのは故障が原因? 対処法、修理・交換方法を紹介

シャワー中に、設定温度よりも熱いお湯が出てきたらビックリするでしょう。最悪な場合、ヤケドをするおそれもあり、非常に危険な状態です。安心して使用するためにも、そのまま放置してはいけません。なぜシャワーが急に熱くなるのか、原因を突き止める必要があります。原因によっては、シャワーの修理または交換が必要になるでしょう。本記事では、シャワーが熱くなる原因と確認すべきこと、修理・交換方法について解説します。

  1. シャワーが熱くなる原因は?
  2. シャワーが熱い場合に確認すべきこと
  3. シャワーが熱い場合の修理・交換方法は?
  4. シャワーの熱さに関してよくある質問

この記事を読むことで、シャワーが熱くなる原因を突き止め、不具合を直すことができます。困っている方はぜひチェックしてください。

1.シャワーが熱くなる原因は?

まずは、シャワーが熱くなるとはどんな状態なのか、原因と一緒にチェックしておきましょう。

1-1.どんな状態か?

シャワーが熱くなる状態は、設定温度よりも熱いお湯が出てくるケースがほとんどです。設定温度になるまで水を出し続けたり、蛇口で温度を調節したりすると思います。しかし、水を出した途端、いきなり熱くなるのも問題です。シャワーの故障が原因のおそれがあるため、確認できる箇所をチェックしたほうが良いでしょう。シャワーがいきなり熱くなるときにチェックしてほしい項目に関しては、後ほど【2.シャワーが熱い場合に確認すべきこと】にて説明します。

1-2.主な原因は?

1番に考えられる原因は、「給湯器の経年劣化」です。シャワーが急に熱くなるのは、冷水サンドイッチという現象が関係しています。冷水サンドイッチは、経年劣化によって引き起こされる現象です。この現象の仕組みを、分かりやすく以下にまとめてみました。

  1. 給湯器の内部で、バーナーによって水からお湯に変わる
  2. バーナー付近の温度が高いため、水を出していないと温めすぎてしまう
  3. お湯を出すと、バーナー付近で温められた高温のお湯が出てくる
  4. 温度が高すぎると、給湯器の内部で判断し、今度は温められなくなる
  5. シャワーのお湯が水に変わる
  6. 少しずつ調整されて適温のお湯が出てくる

急に熱いお湯が出てきて、徐々に適温になるのは、以上の冷水サンドイッチ現象が大きく関係しています。

1-3.給湯器の故障が原因の可能性もある

冷水サンドイッチ現象のほかにも、「給湯器の故障」が関係しているケースがあります。よくある故障は、混合栓またはサーモスタットの異常です。基本的に、給湯器の故障が原因の場合は、「お湯が出ないが水は出る」「お湯も水も出ない」2つのケースがあります。それぞれのケースでチェックしておきたい項目を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

<お湯が出ないが水は出る場合>

  • 蛇口から水が出るか
  • 給湯器の電源スイッチが入っているか
  • 給湯温度が低すぎないか
  • 燃焼しない場合、燃料はあるか
  • エラー表示が出ていないか

<お湯も水も出ない場合>

  • 配管が凍結していないか
  • 給湯器に給水されているか
  • 配管が詰まっていないか
  • アングル止水栓が閉まっていないか
  • 蛇口のストレーナーが詰まっていないか

2.シャワーが熱い場合に確認すべきこと

シャワーが熱い=給湯器を交換しなければならない、というわけではありません。まずは、自分でチェックすべきところを確認することが大切です。ここでは、チェックすべき箇所・対処法などを解説していきましょう。

2-1.チェックすべき箇所は?

最初に確認してほしいのが「リモコン」です。設定を変えていたり、思っていた温度よりも高い温度に設定したりしていることがあります。キッチンの給湯が優先の設定になっていれば、風呂のお湯が安定しないケースもあるのです。いま一度、リモコンの設定を確認し、エラーの表示がないかチェックしてください。リモコンに表示されるエラーは、番号によって意味があります。取扱説明書またはメーカーのホームページでエラー番号の意味を確認しましょう。
また、どんなときにシャワーの温度が高くなるのか、確かめることも大切です。たとえば、キッチンでお湯を使用しているときに熱くなるのか、ほかの部屋で蛇口を使用しているときに温度が変化するのかなど、さまざまな状況を試しながらシャワーの温度を確認してください。

2-2.修理、交換どちらが良いのか?

給湯器本体や混合栓などの故障が原因の場合は、交換が必要になるケースがほとんどです。自分でできるチェックポイントを確認しても原因が分からないなら、業者に調査を依頼してください。故障内容によっては、低費用で修理できる可能性もあります。まずは、専門業者に確認してもらうことが大切です。ただし、給湯器の経年劣化が原因なら、新しいモデルへの交換をおすすめします。

2-3.対処法は?

シャワーが急に熱くなるときの対処法は、主に3つあります。
1つ目は、「新しい給湯器に買い替えること」です。購入してから2~3年程度なら修理のほうが安く済みますが、長年使用している場合は新しい給湯器に買い替えたほうが良いでしょう。修理にかかる費用よりも買い替えたほうがお得になる可能性があります。また、再び故障するおそれがあるため、新しい給湯器にするのも選択肢の1つでしょう。
2つ目は「シャワーの水栓を変えること」です。普通の水栓やシャワーは、自動で温度調整をしてくれないタイプとなります。お湯の温度を自動調整してくれる水栓に変えることで、常に同じ温度で使うことができるでしょう。
そして、3つ目は「すぐ体にかけず、手で温度確認をすること」です。シャワーを使用する際は、いきなり体へかけず、適温になるまで手で温度確認をします。この対処法ならすぐできますし、お金がかかりません。

2-4.混合栓の選び方は?

混合栓には、ツーハンドル・シングルバー混合栓・サーモスタット混合栓の3種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • ツーハンドル:給湯と給水のハンドルが別々になっている。2つのハンドルで温度と流量を調節する湯水混合栓
  • シングルバー混合栓:1つのレバーハンドルの上下操作で吐水・止水ができる。左右の操作で由水の混合が可能で、片手でも操作できるのが特徴
  • サーモスタット混合栓:自動的に湯水を調節し、設定したお湯の温度を保ち続けることができる自動温度調節機能水栓

この中でも、特におすすめしたいのが「サーモスタット式」です。自動調節してくれるサーモスタット式なら、適度な温度に保ち続けることができるでしょう。

2-5.業者に連絡すべき場合は?

シャワーが急に熱くなる原因が分からない・自分で判断できない場合は、業者に連絡してください。特に、シャワーが熱くなる以外に、以下の症状が現れている場合は注意が必要です。

  • 異音・異臭がする
  • 途中で電源が落ちる
  • お湯の温度が安定しない
  • お湯が出るまで時間がかかるなど

3.シャワーが熱い場合の修理・交換方法は?

では、シャワーが熱い場合の修理・交換方法を紹介します。

3-1.修理、交換方法は?

原因を突き止めた上で混合栓を交換するなら、自分でも新しいものに交換作業できます。しかし、原因が分からないまま作業をしたり、無理に修理しようとするのはNGです。修理・交換を誤ってしまうと、シャワーが使えなくなり、結局、お金がかかるという状態になってしまうおそれがあります。給湯器の交換作業などを受けつけている業者に依頼し、修理・交換してもらいましょう。具体的な修理・交換方法は、故障内容によって異なるため、事前に業者へ確認することが大切です。

3-2.費用はいくらぐらいか?

シャワー混合栓の交換を業者へ依頼する場合は、出張料・取り付け工事費・処分代・新しい混合栓代などを含め、およそ5万円~が目安となります。あくまで目安となるため、混合栓の価格によっては、もっと安くなる可能性があるでしょう。また、給湯器本体を交換する場合は、工事費が3~4万円、新しい給湯器代が約10~40万円となります。修理費用の相場は、技術料1万円~というところがほとんどです。

3-3.業者選びのポイント

どの業者に依頼すれば良いのか分からないという方は、以下のポイントに注目してください。

  • 給湯器のトラブルに対応している
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディー
  • 無料相談・無料見積もりを行っている
  • 給湯器の修理・交換実績がある
  • 口コミ・評判が良い
  • 見積書の内容が細かく記載されている
  • どんな質問にも細かく説明してくれる

中には、いい加減に修理をして高額な費用を請求する悪質な業者がいます。悪質な業者は、対応が悪く、見積書も乱雑な傾向があるため、事前にきちんと確認しておきましょう。複数の業者と比較することで、優良業者と悪質業者の見極めがしやすくなります。

3-4.問い合わせ先、相談窓口は?

給湯器の修理・交換を受けつけている「給湯器SHOP エコの店」では、無料見積もりが可能です。シャワーの熱さで悩んでいる方は、ぜひ1度ご相談ください。また、工事後10年間、無償で修理対応する工事保証が充実しています。工事を行うのは、17年以上の実務経験と専門資格を有するスペシャリストなので、安心してご依頼ください。

4.シャワーの熱さに関してよくある質問

シャワーの熱さに関してよくある質問を6つピックアップしてみました。

Q.シャワーの温度調節を楽にするコツは?
A.温度調節の手間をなくしたい方は、一時止水機能が付いたシャワーヘッドへの交換がおすすめです。たとえば、浴槽にお湯を張ったときに、蛇口の温度調節が終わっているでしょう。そのままの状態で水の出をシャワーに切り替え、シャワーの先端で一時止水スイッチを押してください。そうすれば、浴槽にお湯を張ったときと同じ温度で、すぐにシャワーからお湯を出すことができます。一時止水機能をシャワーヘッドに付ける際は、逆止弁も忘れずに付けましょう。逆止弁を付けると、水がお湯のほうに逆流してしまうトラブルが防止できます。

Q.給湯器の平均寿命はどのくらいか?
A.給湯器の平均寿命は、約8~10年といわれています。8年以上使い続けている場合は、シャワーの温度調節ができなくなったときを新しい給湯器に買い替える絶好の機会と思ってください。経年劣化による給湯器の故障が原因の可能性があります。また、メーカーの部品保有期間は、ほとんどが6年です。そのため、長く使用した給湯器の場合、修理したくても部品がそろわない可能性が高いでしょう。思いきって買い替えたほうが、メリットがたくさんあります。

Q.どの給湯器に買い替えたほうが良いのか?
A.給湯器は、ガス給湯器・電気給湯器・石油給湯器の3種類があります。それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、ライフスタイルや家族構成に見合った種類を選ぶのがポイントです。最近では、「エコキュート」などエコ給湯器が注目されています。どんな種類があるのか、カタログを見て比較したり、給湯器交換業者に相談したりすると良いでしょう。

Q.自分で混合栓を交換する方法は?
A.自分で混合栓(サーモスタットの場合)を交換する場合の方法を以下に紹介します。

  1. 元栓を閉める
  2. 既存の蛇口をモンキーレンチまたはスパナ等で取りはずす
  3. 取りつけ脚を両方取りはずす
  4. 新しい蛇口を取りつける
  5. 水栓本体を取りつけて完了

新しい蛇口を取りつける際、配管と取りつけ脚が均等になるよう壁に差しこまなければなりません。水平にならなければ、水栓本体も傾いてしまうので要注意です。作業が困難な場合は無理をせずに、業者へ依頼したほうが安心でしょう。

Q.注意しておきたい業者の特徴は?
A.給湯器の修理や交換を行う際、無資格の人が作業を行う業者は要注意です。特に、ガス給湯器は、火災・爆発の危険性があるガスを扱うので、有資格者が必ず作業しなければなりません。また、工事保証の有無にも注目しましょう。「交換後、給湯器が使えなくなった」「すぐに故障した」というトラブルに対応できる業者かどうかチェックしてください。

まとめ

いかがでしたか? シャワーが設定温度よりも熱くなるのは、給湯器や混合栓の故障などが原因となります。状態によって原因が異なるため、まずは、リモコンにエラー表示されていないかチェックしましょう。一般的な対処法としては、新しい給湯器に買い替える・シャワー混合栓を交換するという方法です。1人で悩むよりも、給湯器のトラブルに詳しい業者に相談したほうが、問題を早く解決できます。