給湯器が点火しない!? 知って役立つ給湯器トラブルの解決法!

「お湯がなかなか出てこない」「まったく点火しなくなった」など、給湯器のトラブルに悩まされている方は多いと思います。給湯器は生活の必需品ですから、適切な対処法を学んで迅速に解決することが大切です。

そこで、今回は給湯器の点火不良に関する情報をご紹介します。点火不良はよくあるトラブルですので、対処法を知っておいて損はありませんよ!

  1. 給湯器が点火しないときの対処法は?
  2. 給湯器の点火不良の前兆と耐用年数について
  3. 給湯器の修理と交換について
  4. 給湯器に関するQ&A

この記事を読むことで、給湯器の点火不良の原因や対処法について知ることができます。給湯器の点火不良で困っている方は、ぜひチェックしてください。

1.給湯器が点火しないときの対処法は?

まずは、給湯器が点火不良を起こしたときにどうすればいいのかを把握していきましょう。

1-1.まずチェックすること

1-1-1.ガスメーターの遮断弁の確認

消し忘れを防ぐために、ガスメーターには遮断弁と呼ばれる装置が取り付けられています。ひとたび遮断弁が閉じると、指定の操作を行わない限りガスが使えなくなりますが故障ではありません。遮断弁は以下のような条件で閉じます。心当たりがあればまずは遮断弁を疑いましょう。

  • 長時間の使用
  • 地震を検知
  • 警報器と連動
  • 異常な過流量が検出
  • ガス圧の低下

遮断弁はガスメーターに設置されているボタンを押すことで解放することができます。以下の手順で解放してください。

  1. すべてのガス器具のガス栓を閉める
  2. ガスメーター左下にあるスイッチを押してください。ゴムキャップで覆われている場合は、ゴムの上から押し込みます。カチッと音がすれば成功です
  3. ランプが点滅します
  4. 3分ほど待ちましょう。この際、ガス機器を使用してはいけません。使用すると、ガスが遮断されてしまいます。遮断してしまった場合は、最初の手順からやり直してください。
  5. 3分経過後、ガスが使用できるようになります。

多くの場合、ガスメーターに説明書が取り付けられているので、詳しくはそちらを参考にしてください。

1-1-2.エラーコード

最近の給湯器には液晶が取り付けられていることが多く、何かしらのエラーが発生すると液晶画面にエラーコードが表示されます。給湯器の説明書からエラーコードを参照して対処をしましょう。

1-2.点火不良の主な原因について

1-2-1.イグナイター

給湯器にはイグナイターという点火装置があります。このイグナイターは火花を発生させてガスに引火させることで火を付ける重要な装置です。そのため、このイグナイターが不具合を起こすとたちまち点火しなくなってしまいます。

1-2-2.温度ヒューズ

温度ヒューズは安全装置の一種です。温度ヒューズが断線すると点火ができなくなります。

1-3.業者へ連絡すべき場合

自分で復旧できるのは、遮断弁が原因の場合だけです。遮断弁の開放手順を踏んでも復旧できなかった場合は業者に連絡すべきでしょう。場合によってはガス漏れなど、放置すると危険な場合もあるので迷ったらとりあえずプロに相談してください。

1-4.自分で交換するのは避けるのが無難

エラーコードが出たりすれば、症状などから何が壊れているのか分かる場合があります。たとえば、温度ヒューズが断線しているなら、温度ヒューズを交換すれば復旧が可能です。しかし、ガスを扱うだけに中途半端な知識で作業すると危険ですし、そもそもなぜ故障したのかという根本原因の把握も難しいでしょう。できそうだと思っても、自分でやらないようにしてください。

2.給湯器の点火不良の前兆と耐用年数について

この項では点火不良の前兆現象や、寿命がどの程度なのかについてご紹介します。

2-1.前兆について

給湯器の点火不良の前兆には以下のようなものが挙げられます。

  • 水やお湯が出ない
  • 設定温度よりもお湯がぬるい
  • 給湯器から異音やガス臭がする
  • 給湯器から煙が出る
  • エラーが頻発する

2-2.耐用年数について

国の定める法定耐用年数によると給湯器の耐用年数は6年となっています。しかし、ほとんどの場合は10年前後は使い続けられるようです。ちなみに、給湯器の交換部品の保管期間が製造から10年と定めている業者が多いため、10年を超えると修理が難しくなります。このことから、10年を事実上の寿命として考えることも可能です。

3.給湯器の修理と交換について

この項では給湯器の修理と交換に関する情報をご紹介します。

3-1.修理と交換はどっちがいいの?

3-1-1.10年を目安に判断する

前述したように、部品の保管期間は基本的に10年となっています。そのため、10年を超えるかどうかで部品の希少性が変わり、修理の難易度や費用が高くなってしまうのです。ですから、10年以下なら修理、10年を超えた場合は交換とするのも1つの判断目安でしょう。

3-1-2.長期的に見るなら交換

長く使っている場合、せっかく故障箇所を修理しても、今度はほかの場所が故障してしまうことがあります。そうなれば、何度も何度も修理が必要となり、結果的に新品のものを買い替えた方がお得な場合があるのです。法定耐用年数の6年を目安にすると良いでしょう。ちなみに、契約内容にもよりますが、1~3年以内の故障は保証が効くことがあるので、多くの場合は修理の方がお得です。

3-2.費用について

どの部分が故障しているのかによって、修理費用は大きく変わってきます。点火不良の修理なら、1万円~5万円程度でしょう。一方、交換費用は本体価格が10~30万円程度、工事費が5万円程度かかります。

3-3.業者選びのポイント

業者を選ぶ際には以下のようなポイントを押さえておくと、優良業者に出会える確率が上がります。

  • スタッフの対応が丁寧か
  • 迅速に対応してくれるか
  • 質問をしてもごまかさずに答えてくれるか
  • 料金形態がホームページに明記されているか
  • 見積もりが明確か
  • アフターサービスが充実しているか

4.給湯器に関するQ&A

Q.安く修理・交換するためのコツはありますか?
A.複数の業者の見積内容などを比較し、条件の良い業者を選ぶようにしましょう。

Q.故障を防ぐためのポイントとは?
A.給湯器を長持ちさせるためには、定期点検・メンテナンスを行うのが効果的です。給湯器は時として爆発や火災といった事故の原因にもなり得ますので、安心のためにも業者に定期点検を依頼するようにしましょう。また、修理や交換をする際には、アフターサービスの充実した業者に依頼することが大切です。

Q.修理や交換はどこに依頼すればいいのでしょうか?
A.ガス会社・メーカー・給湯器販売業者のいずれかに依頼するのが一般的です。

Q.修理・交換の見積もりにお金はかかりますか?
A.ガス会社・メーカー・給湯器販売業者のいずれの場合でも、一般的に見積もりは無料としている場合が多いでしょう。もちろん、業者によって違うので、気になる場合は電話などから確認してくださいね。

Q.賃貸物件の給湯器が故障した場合はどうすればいいですか?
A.賃貸物件の場合、故意に故障させたのでなければ、貸し主の負担で修理・交換を行ってもらえます。設備故障時の連絡先が契約書や重要事項説明書、賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書などに記載されているので確認してください。

まとめ

今回は給湯器の点火不良に関する情報をご紹介しました。給湯器は経年劣化や自然災害など、さまざまな理由で不具合を発生させます。給湯器は生活に欠かせない設備ですし、何よりもガスという火災の原因となる燃料を扱う機械です。故障や不具合の放置はやめ、必ず修理・交換を行うようにしましょう。ぜひ、今回ご紹介した情報を活用し、給湯器の問題を解決してくださいね。

京都環境ネット