エコキュートは補助金で設置費用を安くできる!? お得で賢い使い方

「エコキュートの導入を検討している」という人に朗報です。暮らしをより快適なものにするエコキュートにはさまざまなメリットがあります。しかし、設置には高額な費用がかかるため、導入するべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。数年前まで、エコキュートを導入すると国から補助金をもらうことができました。この制度は2010年度をもって廃止されており「今では補助金を受けられない」と思っている人も多いはずです。しかし、自治体によってはまだ補助金が交付されているということをご存じでしょうか? 交付対象や金額もそれぞれ異なるため、自分の自治体ではどのようになっているのか確認してみることをおすすめします。この記事では、エコキュートの補助金にかんする情報や選び方のポイントなどをまとめてご紹介しましょう。

  1. エコキュートの詳細
  2. エコキュートについて知ろう!
  3. エコキュートの補助金について
  4. エコキュートの選び方
  5. エコキュート業者の選び方
  6. エコキュートの設置にかんするよくある質問

この記事を読むことで、エコキュートが暮らしにどのようなメリットを与えてくれるのか、補助金を受けることができるのかどうかを知ることができます。便利なエコキュートをお得に導入する方法を知ってください。

1.エコキュートの詳細

まずは、エコキュートのしくみやほかとの違い、メリットデメリットなどをまとめてみました。

1-1.エコキュートの定義としくみ

エコキュートの正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」と言い、深夜電力や空気の熱を利用してお湯を沸かすシステムの給湯器です。このシステムでお湯を沸かす給湯器はすべて「エコキュート」という愛称で呼ばれ、さまざまなメーカーでこのように呼ばれています。エコキュートがお湯を沸かすしくみを解説しましょう。室外機が取り込んだ空気がエコキュート内の熱交換器で冷媒に吸収され、その冷媒が圧縮されてさらに高温になります。高温になった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かすというしくみです。使用した電気エネルギーの3倍以上という熱エネルギーが生み出されるため、非常に効率のよい給湯器と言えるでしょう。

1-2.ほかの給湯器とはどう違うのか?

エコを売りにした給湯器は、エコキュートのほかにエコウィル・エコジョーズなどがあります。エコウィルはガスを燃料として小型ガスエンジンで発電し、その廃熱を利用してお湯を沸かすシステムです。一方のエコジョーズも同じくガスを熱源とした給湯器ですが、熱効率を95%まで高めることができます。CO2の排出量も大幅にカットすることができる、地球にやさしい給湯器なのです。そのほかにも、家庭用燃料電池を使ったエネファーム、石油を熱源としたエコフィールなどがあり、いずれもお湯を沸かすしくみがそれぞれ異なります。

1-3.メリットとデメリット

「どの給湯器を選んだらよいのかわからない」という人のために、エコキュートのメリットとデメリットをご紹介します。ぜひ参考にしてください。導入する最大のメリットは、光熱費を削減できるという点です。料金の安い深夜電力を利用してお湯を沸かすため、電気代を大幅に節約できます。また、貯水タンクにためてあるお湯は、災害時などの非常用水として使うことができるのです。一方のデメリットは、初期費用が高いという点でしょう。設置工事費も含めると全部で50~80万円は必要になるため、よく考えた上で導入してください。また、大型家電であるため、設置スペースの確保が必要です。アパートなど狭いスペースで生活している家庭では導入が難しい場合もあるでしょう。そのほかにも、騒音の問題についても検討が必要です。エコキュートは深夜の時間帯にお湯を沸かすため、騒音の問題で近隣住民とトラブルが発生してしまうケースもあるということを覚えておいてください。

1-4.最近の傾向

日本でオール電化の普及が始まったのは2000年ごろのことです。エコキュートは発売以降、導入率が年々増加していました。しかし、2011年の東日本大震災をきっかけに電気代が上昇し、オール電化の普及率は低下したのです。その後、2016年から開始される電力全面自由化に向けて再び注目を浴びるようになり、エコキュートの普及率は徐々に上昇しつつあります。2025年にはオール電化普及率が20%を超えることも予想されていることから、エコキュートの導入に悩んでいる人は、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。