【2025年最新】給湯器の選び方|後悔しないための機能・号数・設置場所のチェックポイント

「お湯が急に出なくなった!もしかして給湯器の故障?」
「新しい給湯器に交換したいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」

給湯器は、私たちの生活に欠かせない重要な設備ですが、その寿命は一般的に10年~15年と言われています。ある日突然の故障で慌てて交換を迫られ、よく考えずに選んで後悔した、という話も少なくありません。

給湯器選びは、ご家庭のお湯の使い方や家族構成、設置場所によって「正解」が異なります。ご自宅に合わないものを選んでしまうと、「お湯の勢いが弱くて不便…」「無駄に光熱費が高くなってしまった…」といった失敗に繋がります。

この記事では、給湯器の交換で失敗しないために、ご自身の家に最適な一台を見つけるための「選び方のポイント」を、専門家の視点から分かりやすくステップ形式で解説します。

  1. 給湯器選びの前に。まずは現状のタイプを確認しよう
  2. 【ステップ1】お湯の使い方に合った「機能」を選ぶ
  3. 【ステップ2】家族の人数に合った「号数(給湯能力)」を選ぶ
  4. 【ステップ3】光熱費を節約する「エコ機能」を選ぶ
  5. 給湯器はどこで買う?交換業者の選び方

1.給湯器選びの前に。まずは現状のタイプを確認しよう

給湯器選びは、まず現在お使いの給湯器の状況を確認することから始まります。交換できる機種は、現在の設置状況に大きく影響されるためです。

1-1.設置場所(屋外壁掛、屋外据置、PS設置など)

給湯器が家のどこに設置されているかを確認します。戸建ての場合は「屋外の壁」か「屋外の地面」に、マンションの場合は玄関横の「パイプスペース(PS)」内に設置されているのが一般的です。基本的には、現在と同じ設置タイプの給湯器に交換します。

1-2.熱源(ガスの種類、電気、石油)

ご家庭の熱源が「都市ガス」「プロパンガス(LPガス)」「電気」「石油(灯油)」のどれかを確認します。特にガス給湯器は、ガスの種類を間違えると使用できず、火災の原因にもなるため非常に重要です。

2.【ステップ1】お湯の使い方に合った「機能」を選ぶ

給湯器には、お風呂の機能によって主に3つのタイプがあります。

2-1.給湯専用タイプ

蛇口やシャワーからお湯を出すだけの、最もシンプルなタイプです。追いだき機能はなく、お風呂のお湯はりは蛇口から手動で行います。機能が少ない分、本体価格が最も安価です。

2-2.オートタイプ

スイッチ一つで設定した湯量・湯温の「自動お湯はり」ができ、お湯がぬるくなったら「追いだき」もできるタイプです。保温や足し湯は手動で行います。現在、最もバランスの取れた人気のタイプです。

2-3.フルオートタイプ

オートタイプの機能に加え、お湯の温度と水位をセンサーが常に監視し、お湯が減ったりぬるくなったりすると自動で「保温」や「足し湯」を行ってくれる最上位タイプです。いつでも温かい一番風呂のような状態を保てます。

3.【ステップ2】家族の人数に合った「号数(給湯能力)」を選ぶ

「号数(ごうすう)」とは、給湯器がお湯を沸かす能力のことです。「水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるか」で表され、数字が大きいほど一度にたくさんのお湯を使えます。

家族構成別の号数目安

  • 16号:一人暮らし向け。シャワーと他の蛇口の同時使用は難しい場合があります。
  • 20号:2~3人家族向け。シャワーとキッチンの同時使用も、ある程度こなせます。
  • 24号:4人以上の家族向け。冬場でもパワフルにお湯を供給でき、家族が続けてシャワーを浴びても安心です。

現在お使いの給湯器の湯量に不満がある場合は、号数を上げることを検討しましょう。

4.【ステップ3】光熱費を節約する「エコ機能」を選ぶ

初期費用は少し高くなりますが、長期的に見て光熱費を大幅に節約できる、環境にもお財布にも優しい給湯器も人気です。

4-1.エコジョーズ(省エネ型ガス給湯器)

これまで捨てられていた排気ガスの熱を再利用して、効率よくお湯を沸かすガス給湯器です。従来のガス給湯器に比べてガス使用量を約15%削減でき、年間のガス代を1万円~2万円程度節約できる効果が期待できます。

4-2.エコキュート(省エネ型電気給湯器)

空気の熱を利用してお湯を沸かす、ヒートポンプ技術を使った電気給湯器です。電気料金の安い深夜電力を使ってお湯を沸かしてタンクに貯めておくため、光熱費を大幅に抑えることができます。オール電化のご家庭では必須の設備です。

5.給湯器はどこで買う?交換業者の選び方

給湯器は、購入先によって価格やサービスが大きく異なります。

  • 地元のガス会社・リフォーム店:顔が見える安心感がありますが、価格は定価に近く、選べる機種も限られます。
  • 大手家電量販店:ポイントが付くなどのメリットがありますが、工事は下請け業者が行うことがほとんどです。
  • インターネット専門販売店:リンナイやノーリツといった一流メーカーの給湯器を、最大80%OFFなど、市場価格より大幅に安く購入できるのが最大のメリットです。工事も、全国の優良な提携業者の中から手配してくれます。

近年では、価格の安さと品揃えの豊富さから、インターネットの専門販売店で給湯器を購入し、取り付け工事を依頼するのが最もコストパフォーマンスの高い賢い選択肢として主流になっています。

まとめ

今回は、給湯器が故障して困っている方のために、後悔しないための選び方のポイントを解説しました。

給湯器選びは、まずご自宅の「設置場所」と「熱源」を確認することから始まります。その上で、「機能(給湯専用・オート・フルオート)」「号数(家族の人数)」「エコ機能の有無」という3つのステップで、ご自身のライフスタイルに合ったものを選んでいきましょう。

10年以上毎日使う大切な設備だからこそ、この記事を参考に、ご家族みんなが満足できる最適な一台を見つけて、快適なバスタイムを手に入れてください。