ガスコンロの火が赤い原因は? 適切な対処法と修理・交換について

「ガスコンロの火が赤いけれど、原因や対処の仕方がわからない」と、不安に感じている方は多いはずです。ガスコンロの火は、通常、青い炎をしています。火が赤くなっているのは、何かしら異常が起きている証拠です。ご存じのとおり、ガスコンロはガスを出しているため、異常を放置していると爆発や火災の危険が高まります。原因を把握して、適切な対処をしなければなりません。

そこで本記事では、ガスコンロの基礎知識や火が赤い原因・対処法・修理や交換などについて詳しく説明します。

  1. ガスコンロの基礎知識
  2. ガスコンロの火が赤い場合について
  3. ガスコンロの火が赤い場合の対処法
  4. ガスコンロのトラブル・修理・交換について
  5. ガスコンロに関してよくある質問

この記事を読むことで、ガスコンロの火が赤い状態の原因や正しい対処法などがわかります。悩んでいる方や対処法が知りたい方は、ぜひチェックしてください。

1.ガスコンロの基礎知識

ガスコンロのトラブルに対して的確に対処するためにも、基礎知識を身につけることが大切です。ガスコンロとは何なのか、構造・種類について説明します。

1-1.ガスコンロとは

ガスコンロはガス調理器具の1つです。カセット式の燃料を使う簡易タイプから、キッチンに埋めこまれている形まで、いくつか種類があります。料理には必要不可欠なものといえるでしょう。一般的なガスコンロは、2~3口のコンロがついている形です。ステンレス・ホーロー・ガラス・フッ素加工などの材質を使用しています。

1-2.構造

ガスコンロは、ガスが出るバーナーが五徳・パッキンでおおわれています。いくつかのコンロがついており、天板やグリル皿・網、前面パネルなどで構成されている調理器具です。ガスの噴出口やパッキンの構造に工夫を加えることで、フライパンの底全面に炎を当てることができます。具体的な構造は、種類によって異なるでしょう。

1-3.種類について

ガスコンロの種類は、ビルトイン・ガラストップ・IH・ガステーブル式・カセットコンロなどが挙げられます。それぞれの特徴を、以下にまとめてみました。

  • ビルトイン:ガス台が作業台の一部に埋めこまれているタイプ。システムキッチンの場合は、ビルトインを設置することが多い
  • ガラストップ:トッププレート(天板)がガラス素材になっているタイプ
  • ガステーブル式:最も一般的なタイプ。1口~3口のコンロがついており、持ち運びが可能。築年数が経過したマンション・一戸建てに設置されている
  • カセットコンロ:カセットボンベをセットして使用する、携帯式のガスコンロ

2.ガスコンロの火が赤い場合について

長年使い続けていると、さまざまな不具合・不調が出てきます。中でも、ガスの炎が赤くなっている場合は、注意しておかなければなりません。ガスコンロの火が赤い状態について、詳しく説明します。

2-1.どんな状態か

ガスコンロの火が赤い状態は、何かしらの異常が起きている証拠です。通常の火は、青くなっています。ガスコンロから赤い火が出ている場合は、一時的か、それとも毎回出るのか、出現の頻度を確認してみてください。点火したときに赤くなることもありますが、毎回出る・長く出続ける場合は注意が必要です。

2-2.主な原因

なぜ、ガスコンロの火が赤くなるのでしょうか。適切な対処をするためにも、原因を把握してください。

2-2-1.不完全燃焼

最も考えられる原因は、不完全燃焼です。部屋の換気が十分にできていないときは、酸素不足の状態になるため、ガスが不完全燃焼を起こします。このまま放置していると、一酸化炭素が発生して中毒になる恐れもあるのです。一酸化炭素は人体に有害となる物質なため、すぐに新鮮な空気を取り入れる必要があります。

2-2-2.バーナーキャップの清掃

ガスの噴出口には、バーナーキャップが備えつけられています。バーナーキャップは、均等に調理器具へ炎を当てる役割を担っているものです。そのバーナーキャップに汚れがつまっていると、燃焼の際に空気不足となります。その結果、不完全燃焼が起きやすくなるのです。火が赤い場合はバーナーキャップに汚れや燃焼物がつまっていないかチェックしてみましょう。

2-2-3.加湿器

ガスコンロ本体に問題があるのではなく、周辺環境が原因の場合もあります。たとえば、加湿器です。加湿器は水道水を使用することが多く、水道水に含まれているアルカリ金属やカルシウムが蒸気と一緒に出ています。その蒸気が、ガスコンロの炎と反応するのです。加湿器による炎色反応として、ガスコンロの火が赤く変化します。

2-2-4.コンロのつまり

バーナーキャップはもちろんのこと、五徳などコンロのつまりが原因になっている可能性があります。コンロのつまりは、定期的にお手入れをしていない証拠です。使い方が誤っていることもあるため、改めて使い方やお手入れの仕方を見直してみてください。

2-3.注意点

バーナーキャップやガスの噴出口を確認する際は、必ず火を消して、ある程度時間を置いてからチェックしましょう。天板や五徳が熱くなっている恐れがあるため、ヤケドをしてしまいます。また、確認をしても原因がわからない場合は、ガス会社に連絡をして見てもらってください。無理に自分で対処するよりも、専門家に依頼したほうが安心です。

3.ガスコンロの火が赤い場合の対処法

それでは、ガスコンロの火が赤い場合の対処法について説明します。

3-1.最初にすべきこと

最初にすべきことは、部屋の換気です。特に、不完全燃焼を起こしている場合は、ガスのにおいや一酸化炭素が充満します。不完全燃焼を起こしていないにせよ、火が赤くなっている場合はすぐに換気をしてください。そして、ガスの噴出口などをチェックしてみましょう。

3-2.原因別対処法

不完全燃焼・バーナーキャップ・加湿器と、それぞれの対処法について詳しく説明します。

3-2-1.不完全燃焼

不完全燃焼の場合は、換気が対処法です。換気をしっかり行うことで、酸素が十分に行きわたり、ガスコンロの火がもとの青に戻るでしょう。古いタイプのガスコンロであれば、空気量を調節するツマミが備わっているはずです。しかし、最近販売されているガスコンロは、空気調整のツマミがついていない可能性もあります。換気をしてもガスコンロの火が赤い状態のままであれば、ガス会社に連絡してください。

3-2-2.バーナーキャップについて

バーナーキャップの汚れが原因の場合は、キレイにすれば改善できます。まずは、バーナーキャップの部分を確認してください。燃焼物や汚れが付着している場合は、スポンジに台所用の中性洗剤をつけて軽くこすってみましょう。ある程度の汚れであれば、すぐにキレイになります。しかし、頑固な汚れはなかなか落ちません。バーナーキャップ自体が腐食している恐れもあるため、交換が必要なケースもあります。また、バーナーキャップの場合は、月に1回の掃除がおすすめです。

3-2-3.加湿器

加湿器が原因の場合は、ガスコンロを使用しているときに加湿器を使わないことが、1番の対策です。加湿器の使用をやめれば、すぐにもとの正常な青色へと戻ります。不完全燃焼とは違い、使い続けても問題はありません。

3-3.業者に依頼すべき場合とは

バーナーキャップをキレイにしてもガスの火が赤い・換気をしても変わらない・原因がわからない場合は、すぐに業者へ依頼してください。そのまま放置していると、爆発・火災の危険が高まる恐れがあります。また、原因がわからないままでは、安心・安全な調理ができません。業者に調査してもらい、原因をハッキリさせたほうがいいでしょう。

3-4.してはいけないこと・注意点

いくら対処をしても問題が解決しないからと、むやみに使用を続けたり、給湯器の内部を扱ったりしてはいけません。ガスは爆発・火災を起こす危険物の1つです。実際に、自分で対処しようとして、ヤケドをしたという方もいます。最悪な状態にならないためにも、専門業者に依頼してください。自分で勝手に判断して、対処してはいけませんよ。

4.ガスコンロのトラブル・修理・交換について

ガスコンロの状態によっては、修理・交換が必要になるケースがあります。業者選びのポイントや依頼するメリット、修理・交換方法などについて詳しくチェックしておきましょう。

4-1.どこへ依頼すればいいか・業者選びのポイント

ガスコンロの修理・交換を受けつけている業者はたくさんあります。その中から、どの業者に依頼すべきか、悩む方が多いはずです。業者選びで悩んだときは、以下のポイントに注目してください。

  • ガスコンロの修理・交換経験が豊富か
  • 低費用で修理・交換ができるか
  • 丁寧かつスピーディーな対応か
  • ガスコンロの種類が豊富か
  • 当日工事が可能か
  • 工事補償などのアフターサービスが充実しているか
  • 有資格者が工事を行うか

4-2.業者へ依頼するメリット

ガスコンロの火が赤くなっている原因がわかり、適切な対処をしてくれることが、大きなメリットです。自分で修理するよりも、ガスコンロに詳しい専門家が対処してくれたほうが安心できます。また、ガスコンロの状態を細かくチェックして、修理か、それとも交換がいいのか判断してくれるでしょう。安心・安全かつ即対処ができ、安心して調理ができます。

4-3.修理・交換について

一般的に、ガスコンロの耐用年数は、12~15年といわれています。そのため、修理か、それとも交換か悩んだときは、使用年数と耐用年数を比較してみてください。寿命が近い場合は、交換したほうがいいでしょう。修理をしても、再び故障する可能性があります。使用年数から数年しか経過していない場合は、修理を検討してください。ただし、修理のほうが交換よりも費用が高くなることもあります。修理費用と交換費用を比較することも大切ですね。

5.ガスコンロに関してよくある質問

ガスコンロに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.IHコンロとの違いは?
A.IHコンロは、ガスを使用せずに電気を使うタイプのコンロです。ガスを使わないため、安全性は優秀といえます。ガスコンロは炎が見えるので、火力がわかりやすいでしょう。一方、IHコンロの加熱状況は液晶表示で確認できるようになっています。

Q.ガスコンロの選び方が知りたい。
A.ガスコンロは目的別・家族人数・価格・機能などを比較して選んでください。注意してほしいのは、ビルトインからガステーブル式への交換ができないことです。ビルトインは埋めこみ型なので、ガステーブルの設置ができません。新しいガステーブルへの交換やビルトインコンロへの取り替え工事は可能です。

Q.修理費用はいくらになるのか?
A.ガスコンロの修理費用は、およそ5万~40万円が相場です。ガスコンロの種類や故障内容によって異なるため、非常に幅広い傾向があります。具体的な費用が知りたい方は、業者に見積もりを依頼してください。給湯器SHOP エコの店では、無料見積もりを実施しています。

Q.交換する際の取りつけ工事はいくらぐらいか?
A.取りつけ工事は、5万~20万円程度です。ただし、新しいガスコンロへの交換となるため、別途で本体価格が追加されることになります。取りつけ工事費用だけでなく、本体価格を入れた合計費用をきちんと確認しておきましょう。

Q.自分でビルトインガスコンロは取りつけられるのか?
A.ビルトインガスコンロを自分で交換する方はいます。しかし、素人が交換すると、火災・爆発の危険が高まるのでおすすめしません。安心・安全に交換するためにも、専門業者に依頼してください。

まとめ

ガスコンロの火が赤い原因は、酸素不足による不完全燃焼・バーナーキャップの汚れ・加湿器などが原因となります。どんな原因か確認する前に、部屋を換気してください。不完全燃焼でない場合も、まずは換気することが大切です。そして、十分にガスコンロを冷やした後は、バーナーキャップなど噴出口の周辺をチェックしましょう。原因がわからない場合は、業者に調査を依頼してください。そこで、無理に扱ってしまうと、火災・爆発を引き起こす危険があります。ガスコンロの修理や交換に詳しい業者へ依頼したほうが、安心・安全な対処ができるでしょう。適切な対処をするためにも、ガスコンロにかんする知識を得ることが大切です。

京都環境ネット